ハワイのマウイ島ジョーズで先日開催されたWSL(ワールドサーフリーグ)のビッグウェイブイベント。
同イベントでは素晴らしいライディングの数々が披露されましたが、ビッグウェイブイベントということで見所の一つとなったのがワイプアウト。
そのワイプアウトの中でも、最もヘビーなワイプアウトであったのがジェイミー・ミッチェルのフリーフォールでした。
今回の記事は、ジェイミー・ミッチェル本人が自身のSNSでワイプアウトを振り返る投稿を行っているので内容をお届けします。
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まずは動画でワイプアウトシーンを振り返ってみましょう。
相当ヘビーであり、今季ジョーズイベントのワイプアウトの中でもワーストと言えるレベルですね・・・。
当の本人であるジェイミーのSNS投稿は以下となります。
あのワイプアウトをして僕が大丈夫だったのか心配してメールやメッセージをくれたみんな、ありがとう。
この写真は僕の思いとは裏腹な結果になったって言えるんだ。イベント開始前は準備万全だったし、今日はスペシャルな日になるって感じてた。でも、母なる自然の思惑は違ったようだね。
はっきり言って僕にとっては過去最悪なワイプアウトだった。ワイプアウトの衝撃が凄まじくて意識を失ったかどうかも定かじゃないけど、記憶に残っているのは波に吸い込まれたと思った瞬間、海底の岩場に背中を叩きつけられてた。
海中では海のパワーがあまりにも強烈過ぎて、どんな状態だったのか言葉で説明できないんだけど、運良く海面に浮上することができ、次の波に巻かれる直前にわずかな時間的余裕もあったんだ。
ただ、あのワイプアウトの衝撃でその後も目がクラクラしてて、棄権しないでヒートに残ったけど、2本目に乗った波は普段ならメイクできたはずなのに、バランス感覚を失ってたからワイプアウトしたり散々な一日になったね。
さて、ビッグウェイブシーンにおける安全面は、インフレータブルベストが導入されてから格段と高まりました。
しかし、サーファーが波の衝撃を受けることには変わりません。7×オーバーヘッドというサイズの波は、たとえ衝撃を体験したことがなくてもサーファーであればいかに危険であるのか想像できるでしょう。
その衝撃を受けた後に、再びビッグウェイブにチャージするべくラインナップへと戻ったジェイミー。半端じゃないです・・・。