ベティルー・サクラ・ジョンソン Photo: WSL / CHRISTOPHE ABRAHAM

プレスリリースはまだでありながら、サイトをチェックするとすでに更新されている2021年シーズンのウイメンズCT初戦となるマウイプロのヒート表。

イベント期間は2020年12月4~15日であり、会場はハワイのマウイ島ホノルアベイとなります。

メンズのCT初戦はパイプマスターズとなるので、2021年シーズンのCTにおいて唯一男女別会場でのイベントです。

今回の記事は、マウイプロのイベント情報をメインに2021年シーズンに関するニュースをお届けします。


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2021年ウイメンズCTサーファー

2021年シーズンのウイメンズにおいて、日本人として最も注目していたのは都筑有夢路が参戦するのか否か。

都筑は2019年シーズンの結果では1ランク差でCTクオリファイを逃したものの、カリッサ・ムーアが2020年はイヤーオフにするとのことで、繰り上げで2020年のクオリファイを果たしました。

しかし、新型コロナのパンデミックにより2020年シーズンはキャンセルとなり、新たに更新された2021年シーズンのウイメンズCTランクは以下の通り。

2020年のCTランクには都筑の名前が入っていたのですが、残念ながら2021年のCTランクからは名前が消えていました。

個人的な見解として、カリッサは2020年をイヤーオフにしたものの、移動制限により予定していたことが全くできなかった事でしょう。

そのためか、イヤーオフ宣言したにもかかわらず、WSLカウントダウンなど出場していたので、イヤーオフを2021年にずらすのだと思っていました。

ただ、今なおいつから自由に世界を飛び回れるのか全く想像が付かないどころか、感染は拡大の一途を辿っています。

となれば、CTサーファーとして活動する方が、WSLがビザ取得などのサポートをしてくれるはずなので個人よりも世界を移動しやすいはず。

そのため、CT参戦を選んだのかなと予想しています。

何にせよカリッサが参戦するということで、都筑はCTサーファーが怪我などでイベント欠場した際の代理出場となるリプレイスメントの1番手になると思います。

ただ、怪我や負傷は突発的なものであり、コロナ禍の現在は事前のビザ取得なくしての国際間移動が難しい国が多いことを考えると、リプレイスメントは基本的にローカルサーファーになるかと思います。

こればっかりはしょうがないのですが、せっかく巡ってきたチャンスであり、ギャラリーとしても都筑のCT参戦を楽しみにしていただけに非常に残念です。

近い将来のCTクオリファイを期待しています。

マウイプロ

マウイプロは17名のCTサーファーに加え、ローカルワイルドカードに選ばれたのはオアフ島ノースショアローカルのベティルー・サクラ・ジョンソン「Bettylou Sakura Johnson」(15歳)。

最近注目されている若手サーファーガールズの一人で、インドネシアのメンタワイを訪れた先日は凄いバレル映像をSNSで公開していました。

会場のホノルアベイも上記動画と同じくライトハンダーでバレルも巻くので楽しみなワイルドカードではないでしょうか。

ラウンド1のヒート表は以下となっています。

まとめ

残念なニュースはあったものの、いよいよイベント期間スタートまで2週間ほどに迫ってきたウイメンズのCT初戦。

コロナ禍でワールドツアースケジュールも暫定的な状態となっているので、アメリカでの3戦後も無事にイベント開催に至ることができるのか注目です。

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