五十嵐カノア同様、来シーズンのWCTでツアールーキーとなるゴールドコースト(オーストラリア)出身のジャック・フリーストーン「Jack Freestone」(23歳)。2×ワールドジュニアチャンピオンの経歴を持つだけに、大きな期待を寄せられているエリートサーファーです。

周りからは次期ワールドチャンプと言われながらも、2011年からワールドツアー入りを目指してWQS生活を送り、今年2015年にようやくチャンスを掴んだので、いかにWCTに入るのが大変なのかが分かりますね。

今回の動画は、ジャックが地元であるスナッパーロックスでフリーサーフする映像をお届けします。興味深いのは、ジャックがテストライドしているボードが、スポンサーであるDHDこと、ダレン・ハンドレーのボードではない点。


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動画でジャックが乗っているのは、ジャックの地元ゴールドコースト発サーフボードブランド「ACSOD」のモデル名は「Monster」。普段よりも大きい波用に少し長いボードを英語では「step up board」と言いますが、こちらのボードは「step down board」。

南半球のオーストラリアは、これから夏真っ盛り。日本同様、波は小振りとなります。そこで、小波でも楽しめるモデルであるMonsterは、通常ボードよりもサイズダウンさせたパフォーマンス向けフィッシュとなっているようです。

気になるのは、ACSODのシェイパー。同メーカーのシェイパーはアレックス・クルーズ。クルーズでピンと来るあなたは鋭い。昨年2014年にはWCTサーファーであったミッチ・クルーズの弟です。そして、ミッチとジャックは同郷であり、共に切磋琢磨してきたサーフ仲間。

ちなみに、最近のミッチはケリア・モニーツの彼氏として有名であり、ジャックの彼女はウイメンズサーフィン界で最も人気の高いアラナ・ブランチャード。色々と共通点がありますね。

何はともあれ、昔からの仲間を大切にし、スポンサー以外のボードのテストライドの撮影までオッケーしたジャック。こういうのって良いですね。こういった関係性を考えると、ACSODがメジャーなサーフボードブランドになる可能性はあるので、チェックして見てはいかがでしょうか。

公式サイト「ACSOD

ジャックの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

参考になる!?夏の小波ゴールドコーストでフリーサーフ:ジャック・フリーストーン

テロスでの最先端ムーブ満載フリーサーフ:ジャック・フリーストーン

Futures Finsからのウェルカム動画:ジャック・フリーストーン

ハワイ&ゴールドコーストでのフリーサーフ映像:ジャック・フリーストーン

サーフィン界でスターダムの階段を登る若手サーファー:ノア・ディーン/クレイグ・アンダーソン/ジャック・フリーストーン

ジャック・フリーストーン&ディロン・ペリロのカボセッション

グロメット時代のジャック・フリーストーン