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Photo: WSL / CAIT MIERS

トレッスルズ開催のWSLファイナル出場が決定していながら、タヒチでのCTイベントの練習中に負傷して戦線離脱となったイーサン・ユーイング「Ethan Ewing」(24歳)。

一般的な回復期間を考えれば、9月8日からウェイティングピリオドに突入するWSLファイナル出場は厳しいと考えられます。

そんなイーサン本人が近況報告としてSNSを更新。

今回の記事は、イーサン・ユーイングの現状やWSLファイナルのシステムに関するニュースをお届けします。


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まずはイーサンによるSNS投稿は以下の通り。

タヒチで腰を負傷してからホームに戻ってきて3週間経った。

ホームでみんなにサポートしてもらいながらリハビリに取り組めていることは素晴らしいし、痛みのレベルが大幅に緩和したから相当楽になったよ。

全快までの道のりはまだまだ長いんだけど、トレッスルズに参戦できるチャンスに賭けて全力を尽くしてるんだ。

さて、今回のイーサンのSNS投稿を見ると、WSLファイナルのフォーマット論争がどうしても頭をよぎってしまいます。

同論争とは、年間ランクトップ5が出場するWSLファイナルでは、誰かが怪我などで欠場となってもCTランク6位を繰り上げ出場とはしないと言うWSLのルールに対する賛否です。

この件に関してご意見番のケリー・スレーターは、SNSのコメント欄で繰り上げ出場させるべきと持論を展開していました。

その理由としては、極端な話ながらもしも4名が怪我で欠場したら、WSLファイナル自体が成り立たなくなるため。

このコメントには納得できましたが、今回のイーサンの投稿を見ると折角スポットを獲得したのでギリギリまで粘りたい気持ちも良く分かります。

ただし、ギリギリまで粘ると言うことは、CTランク6位のサーファーは自分が出場するのかどうかギリギリまで分からないということで、モチベーションを見出す事が難しいでしょう。

となると、初めから6位は出場チャンスがないというWSLルールの方がすっきりしているのかもしれません。

何はともあれ、イーサンの真っ直ぐな様子を見ていると奇跡的な回復を願わずにはいられません。