比較的遅咲きのツアーデビューとなったオーストラリアのウェイド・カーマイケル「Wade Carmichael」(28歳)。
ルーキーイヤーとなったのは2018年シーズンで、ツアー初年度にしてCTランク9位となり、ルーキーオブザイヤーを獲得しています。
そんなウェイドの武器は、ヘビーバレルとゴリゴリなレールゲーム。
今回の動画は、イヤーオフとなった今冬のオーストラリアで撮影されたウェイド・カーマイケルのフリーサーフィン映像をお届けします。
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20代のサーファーとしては珍しく、ほとんどエアリアルといったパントをしないサーファーのウェイド。
バレルにカーヴィングをこれでもかと狙ってくるライディングは、まさにトラディッショナルなオージーサーフィンとも言えます。
また、モダンパフォーマンスを入れずともルーキーオブザイヤーを獲得したということは、トップレベルのレールゲームを手に入れれば、今なおワールドツアーでは有利というわけです。
ただし、ワールドツアー入りするために出場必須となるQSイベントでは、不利とまでは言わないものの、有利ではないウェイドのサーフスタイル。
QSイベントはグッドウェイブでの開催が少ないので、バレルはもちろんのこと、ウェイドが得意とするオープンフェイスでのカーヴィングをする機会が少なく、タイトなポケットを巧みに使ったパントの方がポイントになりますので。
だからこそ、簡単にツアー入りできなかったウェイド。メインスポンサーがなかなか付かなかったという理由も手伝ってのことですが。
しかしグッドウェイブでイベント開催となるCTはウェイドにとって有利で、今はしっかりとCTサーファーとしてのスポットを確保し、プロサーファーとして活躍していますね。
これぞウェイドと言うサーフスタイル満載のフリーサーフ動画をチェックして見て下さい。