Photo: WSL / ETHAN SMITH

オーストラリアNSW州アヴォカビーチで週末に幕を閉じたQS3,000イベントのセントラルコーストプロ。

同イベントには多くのCTサーファーが出場し、さらに週末は波もサイズアップしたことから非常に見応えがありました。

結果としては、男女共に優勝はCTサーファーではなくQSサーファーとなることに。

今回の記事は、2021年セントラルコーストプロに関するニュースをお届けします。


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2021年3月2~7日のウェイティングピリオドの設定で開催されたセントラルコーストプロ。

タイトルスポンサーを務めたのは、メンズがヴィスラ、ウイメンズがシスターレボリューションとストークハウスアンリミテッド社のブランドです。

メンズ

マット・バンティング Photo: WSL / ETHAN SMITH

現CTサーファーに加え、元CTサーファーなどが数多く出場した今イベント。

個人的には現CTサーファー同士のファイナルを予想していましたが、意外なことに現CTサーファーのファイナリスト入りは実現しませんでした。

まずは、新旧CTサーファーの結果からお届けします。

*ラウンド96敗退
ネイザン・ヘッジ(元CT)

*ラウンド64敗退
グレン・ホール(元CT)

*ラウンド32敗退
ソリ・ベイリー(元CT)
ミッチ・クルーズ(元CT)
スチュアート・ケネディ(元CT)
エイドリアン・バッカン(現CT)
ジュリアン・ウィルソン(現CT)

*ラウンド16敗退
イーサン・ユーイング(現CT)

*クオーターファイナル敗退
ライアン・カリナン(現CT)

これほどまでにCT経験のあるサーファーが出場するのは、サーフィン大国オーストラリアならではですね。

結果的にCTサーファーで最高位となったのはライアンによるクオーターファイナル進出でした。

ファイナリストとなったのは、ジェイコブ・ウィルコックスと元CTサーファーのマット・バンティングで、ファイナル終了2分前のライディングで大逆転劇を果たしたマットが優勝を決めました。

優勝したマットのコメントは以下の通り。

最高のファイナルだったね。ジェイコブのオープニングライドが素晴らしかったから、優勝するにはいつも以上に攻めなきゃって意識してた。

最後に乗った波が接近してきた時、僕が逆転に必要なスコアはエクセレントレンジに近かったから結構攻めなきゃ勝てないって考えてた。

見事逆転に成功できたし、この地で再び優勝できて最高の気分だよ。

ウイメンズ

モリー・ピクラム Photo: WSL / ETHAN SMITH

メンズ同様、ウイメンズも波乱の展開となりました。

まずは新旧CTサーファーの結果から。

*ラウンド64敗退
ローラ・エネヴァー(元CT)

*ラウンド16敗退
ディミティ・ストイル(元CT)
キーリー・アンドリュー(現CT)

*クオーターファイナル敗退
イザベラ・ニコルス(現CT)

*セミファイナル敗退
サリー・フィッツギボンズ(現CT)

*ファイナル敗退
メイシー・キャラハン(現CT)

セミファイナルでサリー、ファイナルでメイシーを破り優勝したのは、エアリアルサーファーとしても知られるモリー・ピクラムとなりました。

次期CTサーファーとしてオーストラリアで期待されている存在なので、今イベントで数々のCTサーファーを破った結果は大きな自信となったことでしょう。

モリーのコメントは以下となります。

今の気分は最高。サリーやメイシーみたいなCTサーファーと対戦できて、とてもエキサイトしてる。

しかも、自分のホームのギャラリーを前にして優勝できたなんてこれ以上の事はないわ。

まとめ

セントラルコーストプロも無事に終わり、次なるWSLイベントはミアウェザー開催となるCTイベントのニューカッスルカップ。

すでにCTサーファーやWSLスタッフはシドニー入りしたそうなので、4月1日からの開催を楽しみにしたいところです。

セントラルコーストプロの最終日フル動画

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