Photo: ISA

コロナ禍という特殊な環境での開催となる東京五輪最終選考イベントを兼ねる2021年ISAワールドサーフィンゲーム。

イベントのスタートは29日からで、日本よりも15時間遅い時差なので、まだイベントはスタートしていません。

いわゆる開催目前という状況なのですが、新型コロナの検査で多数の陽性者が出ることに。

今回の記事は、ISA(国際サーフィン連盟)が発表した新型コロナ検査の結果に関するニュースをお届けします。


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世界的なスポーツイベントにもおいて感染対策として取り入れられているのが頻繁に行われるコロナ検査テスト。

ISAイベントでも例外ではなく、5月27~28日にかけてイベント出場者と関係者を合わせて計564名がPCRテストを行ったとのこと。

その結果、18名の陽性者が出て内訳としてはアスリートが11名だったと言います。

さらに現在、保留となっているケースが10件あり、さらなる追加検査待ちだそうです。

18名の陽性者について、エルサルバドル政府が提供するホテルでの隔離が求められるとのこと。

ISAにとって全てのアスリートや関係者の健康を守ることが第一であり、コンテストの透明性を保つ目的から今回の発表に至ったと言います。

ただし、どの国の誰がといった個人を特定できる詳細情報については開示しない意向を発表しています。

さて、18名もの感染が確認されたというニュースですが、イベント参加者などは感染しないように慎重な行動を心掛けていたと思うので非常に驚かされました。

ただ、オーストラリアンレグ前のキャロリン・マークスのよう、偽陽性という可能性も無きにしも非ずと思うと判断基準が非常に難しいところかと思います。

今回のように陽性者となったら隔離と言うことはイベントも棄権になると思うので、アスリートのこれまでの努力を考えると胸が苦しくなります。

個人的にはオージーレグの時のようにがっつりと隔離してからの入国にした方が、その国の国民の安全を守れるし、アスリートにとってもフェアにイベントに取り組めるのではないかと考えてしまいます。

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