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爆裂ショアブレイクとして世界的に有名な南カリフォルニアのニューポートビーチに位置するサーフスポット「ザ・ウェッジ」。

ショアブレイクや強烈なバックウォッシュなど、サーフィンにおける理想的なコンディションとはかけ離れているものの、注目されているブレイクです。

ビッグスウェルがヒットすればギャラリーが集まるほどなので。

今回の動画は、今年2021年にザ・ウェッジで撮影された月別のハイライト映像をお届けします。


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動画は2月、3月、4月、6月、8月、9月、11月にザ・ウェッジで撮影された内容とのこと。

ザ・ウェッジは極めて特殊な波であり、その理由としては人間の手が入ったことがきっかけとなっています。

始まりは1916年にニューポートハーバー(港)を嵐から守ったり、安全な入港を可能にするために建設されたジェティ(突堤)に端を発します。

安全な入港を可能にするということは、要するに波がブレイクしない環境を作ると言うことで浚渫工事(海底の土砂をすくって水深を深くする)に繋がります。

この浚渫工事により消滅したサーフスポットは世界中で多々あり、現在は奇跡的に復活したものの、かつてのCTイベント会場であったスペインのムンダカも浚渫で一時は地形が完全にダメになっていました。

ザ・ウェッジに話を戻し、1916年以降はジェティの拡張工事が行われたりと、さらに人間の手が加わったりしながらもノベルティウェイブ(癖波)として生き続けています。

さて、そんなザ・ウェッジ動画ですが、北半球のカリフォルニアながら南半球のウインターシーズンの時期の映像が多めとなっています。

基本的に世界のサーフシーズンはウインターシーズン(秋~冬)がメインなのですが、ザ・ウェッジは南向き沿岸であることから南寄りのスウェルへの反応が良いので、南半球のウインターシーズンがサーフシーズンとなるためです。

癖が強すぎるザ・ウェッジでのフリーサーフィンをチェックして見て下さい。

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