アンダーグランドではあるものの、一定層の愛好家が存在するフィンレスサーフィン。
一般的なサーフボードにはフィンが付いていて、フィンがターンを行う時の支点となるのですが、そのフィンがないのです。
どうなるのかと言えば、フィンがないという事は水との摩擦がなくなるのでスピードアップに繋がりますが、ターンの支点がないということで横滑りしたりと暴れ馬と化します。
今回の動画は、ジョーダン・ロディン(Jordan Rodin)によるフィンレスサーフィン映像をお届けします。
スポンサーリンク
フィンレスで有名なサーファーと言えば数は少ないものの存在します。
最も有名なところでは、元CTサーファーのデレク・ハインドで、デレクは長めのボードのフィンレスでJベイ(ジェフリーズベイ)のロングウォールを滑走することで知られています。
また、フィンレスボードブランド「FFFF (Far Field Free Friction)」を主宰していますね。
デレクがオージーという事で、若手オージーとしてフィンレスの遺志を継いでいるのはクルッキーこと、アリ・ブラウンやボー・クラムなど。
そして今回のジョーダンもオージーで、動画を撮影したビリー・サーヴィはSNSで以下のコメントを寄せています。
動画の撮影地は西オーストラリア州で、乗っているボードは1本がデレク・ハインドのFFFF、残り3本はジョーダン本人によるセルフシェイプ。
ジョーダンのサーフィンとシェイピングのスキルが上がっていく様子を間近で見れて、本当に興味深い経験になったよ。
2018年くらいから撮影するようになって、過去数年に撮影した映像から作ったミニムービーを楽しんで。
決してプロサーファーとして稼いでいるのではなく、趣味の一環としてフィンレスサーフィンを追求しているジョーダン。
サーフィン大国オーストラリアという事もありサーフィンのジャンルの幅が広いですね。