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主に10ポイント満点で採点が行われるサーフィンコンテスト。

満点となる10ポイントは英語では「パーフェクト10」とも呼ばれ、WSL(ワールドサーフリーグ)によるCT(チャンピオンシップツアー)イベントでもマークされる事はごくわずか。

一度パーフェクト10がマークされたら、それ以上のライディングが後に出たとしても差を付ける事ができないためです。

今回の動画は、2022年シーズンにおけるパーフェクト10のライディングのみを集めたハイライト映像をお届けします。


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基本的にサーフィンの採点は、同じヒートにおいてスコア的に近いと思われるライディングとの比較採点となります。

そのため、オープニングヒートの序盤においては比較的スコアが低めに付けられるといった事も珍しくありません。

なのですが、パーフェクト10はそれ以上のライディングがイベント当日のコンディションにおいてはあり得ないということで、比較採点を超越していると言えます。

ちなみに、今ではパーフェクト10がコールされることは珍しいのですが、2017年シーズンまでは量産されていて、2018年シーズンから突如としてジャッジ基準が厳しくなりました。

さて、今回の動画を見ていて興味深い点として、フィリペ・トレドのBS(バックサイド)フルローテーションはリプレイシーンなので不明ですが、それ以外は全てマークされたのがヒート終盤。

ヒート序盤でパーフェクト10をマークしたらそれ以上の余地がなくなるといったジャッジの心理面が現れているようにも感じてしまいます。