フィリペ・トレドとステファニー・ギルモアがワールドチャンピオンに輝いた2022年シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)。
フィリペに関しては、ガブリエルとジョンジョンが抜けて2022年がワールドタイトル獲得に向けて最大のチャンスであり、最も可能性が高いと当サイトで何度か触れていたので、見事獲得に至ったのは嬉しい結果でした。
今回の動画は、2022年シーズンのCTイベントにおけるベストウェイブ特集映像をお届けします。
スポンサーリンク
ベストウェイブと少し曖昧な表現ですが、動画を見るとパーフェクト10~9.5ポイントのレンジとなっています。
ただ、サーフィンにおけるスコアリングは比較採点となる点が非常にトリッキーなところ。
比較採点とは、Aと言うサーファーが逆転に必要なスコアが8ポイント、対戦相手のBが8ポイントに近いスコアを持っていれば、そのBのライディングと比較して逆転できるのか否かと採点するのです。
と言うことは、ヒート開始1発目でパーフェクト10がスコアされることはまずないと言う事です。
最初に上限いっぱいのスコアを出したら、その後にベターなライディングが出ても差をつけることが出来なくなるためです。
ただし、比較採点が裏目に出たこともあるので、全てにおいてパーフェクトな事がないのは歯がゆいのですが。
さて、今回のベストウェイブ動画において個人的に最も印象深いのは、マシュー・マギリヴリーとネイザン・ヘッジのチョープー。
特にマシューの場合はテイクオフからのリカバリーがあり得ないライドで、2022年シーズンのベストライドと言っても過言ではないかと思います。
最後に、ベスト22に選出されたライディングを見せたサーファーは以下となります。
*グリフィン・コラピント
*カイオ・イベリ
*フィリペ・トレド
*マシュー・マギリヴリー
*ジョンジョン・フローレンス
*ジョアン・チアンカ
*ネイザン・ヘッジ
*ケリー・スレーター
*五十嵐カノア
*ジョーディ・スミス
*イーサン・ユーイング
*セス・モニーツ
*カリッサ・ムーア
*ヤゴ・ドラ