現時点において世界最大サイズの波がブレイクすることで知られるポルトガルのナザレ。

トウインサーフでのビッグウェイブのギネス世界記録に認定された波が発生した場所はもちろんナザレ。

そんな危険なビッグウェイブスポットへと、オーストラリア出身の盲目サーファーが挑むことに。

今回の動画は、盲目サーファーのマット・フォームストン「Matt Formston」（44歳）によるナザレでのトウインサーフィン映像をお届けします。

生まれた時は視力に一切の問題がなかったものの、5歳の時に95%の視覚を失ってしまったマット。

医師や教師からは特別支援学級へ進むことを提案されたものの、両親からは健常者と同じように通常学級に通いスポーツもするように勧められたとか。

マットの両親の考えとしては、やってみてダメだったら、その時に違う道を選べば良いと言う発想だったそうです。

そんな両親の元で育ったマットは、健常者のようにスポーツに専念してパラリンピアン（パラリンピック競技大会に出場経験のある選手）へと成長。

そしてサイクリングとサーフィンでワールドチャンピオンに輝いているほどです。

さて、そのマットによるナザレチャージですが、現在は視覚が5％しかないということで目から得られる周囲の情報量は圧倒的に少ない事でしょう。

そんなバックグランドを知った上で今回のチャージ動画を見ると、いかにとんでもない事にトライしているのか理解できます。

本当に半端ではないです。