現地時間2023年6月10日(エルサルバドル)、ライトのポイントブレイクのプンタロカをメイン会場としたCT(チャンピオンシップツアー)第7戦「Surf City El Salvador Pro」が開幕。
イベント初日となった本日は、メンズラウンドのラウンド1~2、ウイメンズラウンドのラウンド1が開催されました。
今回の記事は、エルサルバドルプロのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。
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イベントレポート
メンズ
今日のコンディションは今後の中でもベターという判断でしょうが、メンズをメインの進行となりました。
メンズのラウンド1→ウイメンズのラウンド1→メンズのラウンド2という流れです。
と言う事で、メンズは敗者復活戦のラウンド2を終えたと言う事ですでにイベント敗退者が出ていて、かなりの番狂わせが発生しています。
その番狂わせとは、ジャック・ロビンソンとジョンジョン・フローレンスの1コケ。
ジャックはイアン・ジェンティル、ジョンジョンは和井田理央と2人揃ってツアールーキーに敗れ、ルーキーとしては大金星と言った結果です。
番狂わせとは言えないものの、ビッグネームの敗退としてはケリー・スレーターがガブリエル・メディナ、ジョーディ・スミスがカイオ・イベリに敗退となっています。
本日の結果により興味深い動きとなりそうなのが、パリ五輪の出場権に関する日本人ファンサイドとしての思惑。
理想的なケースとしては、ブラジル、オーストラリア、アメリカ以外のCTサーファーの中で五十嵐カノアと和井田がCTランクで最下位にならないこと。
現在の最下位は和井田、下から2番目がカノアとなっていて、追いかける存在の3番目がジョーディ、4番目がマシュー・マギリヴレー。
そして本日、ジョーディとマシューが敗退し、和井田とカノアが勝ち残っているので追い上げる絶好のチャンスとなったので、どこまで巻き上げるのか楽しみですね。
本日のシングルハイエストスコア9.00とトータルハイエストスコア16.50をマークしたのはレオナルド・フィオラヴァンティ。
ほぼトリムのない正確無比で連続したレールゲームは圧巻でした。
結果
ウイメンズ
メンズとは異なり、順当と言える結果続きとなったウイメンズ。
その中でシングルハイエストスコア8.17とトータルハイエストスコア16.17をマークしたのはステファニー・ギルモア。
ステフはライトポイントに囲まれた環境で育ったバックグランドのため、ライトポイントでは滅法強いですね。
ステフの勝利者インタビューは以下の通り。
エルサルバドルに来ると毎回、素晴らしい経験が待ってるの。
波はローワー・トレッスルズに似ているけど、ローワーズよりもホレてて、ブレイクが早くて、距離が長いわ。
こんな素晴らしい波をほぼ貸切でサーフ出来るんだから最高。
だからこそ、ツアーは止められないの。
去年の今頃もまた、同じようなポジションにいたことをふと思い出したんだけど、今年はなぜかプレッシャーを感じない。
だけど、若手が調子の良いサーフィンをしているのを見ると、私も負けてられないって思っちゃう。
体の調子は最高だし、精神面も好調だから、昨年同様、今年も優勝できればって願ってる。
ステフ以外でラウンド1を1位通過しクオーターファイナル進出を決めたのは、キャロリン・マークス、カリッサ・ムーア、タティアナ・ウェストン・ウェブとなっています。
結果
ハイライト動画
波予報
明日11日は波のサイズ的には本日同様に良さそうなのですが、朝からオンショアが入り1日中吹き続ける見込み。
12日以降になるとサイズは胸~肩くらいに落ちるものの、午前中は風の問題がなさそうな予報となっています。
今イベント期間はビッグスウェルが入ることはなさそうなので、12日辺りから風のコンディションに合わせて開催していくと見られます。
まとめ
中米エルサルバドルと日本の時差は15時間で、日本が15時間進んでいます。
次なるファーストコールとなる現地時間の2023年6月11日午前6時15分は、日本時間では6月11日午後9時15分となります。
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公式サイト「Surf City El Salvador Pro」