今シーズンは目覚ましいまでの活躍を見せたサンクレメンテをホームとするサンクレメンテボーイズ。
コール・ハシュマンド、クロスビー・コラピント、ケイド・マトソンの3名もCT(チャンピオンシップツアー)入りを決めたので。
サンクレメンテではないもののハワイアンのイーライ・ハンネマンも同じチームと言う事で、イーライもクオリファイしたので計4名ですね。
そんな偉業の舞台裏となるのが今回のポルトガル動画。
今回の動画は、ポルトガルCS(チャレンジャーシリーズ)イベントにおけるサンクレメンテボーイズのバックステージ映像をお届けします。
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動画をリリースしたのはグリフィンとクロスビーのコラピント兄弟によるYoutubeチャンネル「Cola Bros」。
今回はCSラス2となるポルトガルイベントで、この段階でCT入りを決めていたのはコールのみ。
ケイド、クロスビー、ジェット・シリング、イーランの4名はボーダーラインにいて、残り2戦のいずれかで好成績が求められるシチュエーション。
ポルトガルでクオリファイを決められれば精神的には非常に楽なのですが、そう簡単には行かずに4名とも思い通りの結果を残せず終わる事に。
ラストチャンスは最終戦のブラジルイベントのみという背水の陣で臨むことになるのですが、先に結果を言えばジェット以外はみなクオリファイを決めたのですから凄い結果です。
この結果を牽引したのは間違いなくグリフィンの存在が大きいでしょう。
トップアスリートは基本的に野生の勘と言った感じで、パフォーマンスにおいて感覚面の比重が大きい方が多いように感じます。
昔のサーフ雑誌のハウツーなど、今の海外のハウツーとは全く違う説明だったりするので。
理由としては、理論的ではなく感覚で覚えたことを強引に言語化しようとするので、大きく乖離するのだと思います。
なのですが、おそらくグリフィンはめちゃくちゃスマートで感覚を言語に貶め込めることができるタイプだからこそ、4人もCTに引っ張り上げる事ができたのでしょう。
動画の構成としては、グリフィンの元コーチであったスネークこと、ジェイク・パターソンのツアーVlogに似た感じでシリアスながらもエンタメ要素もある見応え溢れる内容となっています。