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Photo: WSL / TONY HEFF

10月半ばに今季ファーストスウェルがヒットしたハワイ。

サーファーによって狙うサーフスポットは異なり、マウイ島ジョーズでトップレベルに君臨するビリー・ケンパー「Billy Kemper」(33歳)が目指したのは当然ながらホームであるマウイ島のジョーズ。

ただし、ビリーの現在の拠点はオアフ島ノースショアで、ハワイアン航空を利用してマウイ島へと移動する際に重量制限の問題が発生。

今回の記事は、ビリー・ケンパー発信でハワイアン航空が受託手荷物のポリシー変更を行ったニュースをお届けします。


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ジョーズでのサーフィンのためにマウイ島へと2本のビッグウェイブガンをボードバッグに入れてチェックインカウンターに向かったビリー。

パドルインのビッグウェイブガンは重量がヘビー級と言う事もあり、測定すると重量制限を2ポンド(0.9キロ)上回ったそうです。

すると、スタッフがこの荷物を預かる事は規約違反の「違法」にあたるから搭載できないと断られ、結果的にビリーは異なる航空会社を利用してマウイ島へ戻ったとか。

その時の状況をSNSを利用して発信したビリーの映像が以下。

それからしばらくした後となる先日、ハワイアン航空がサーファーを考慮に入れた規約更新を行ったとビリーが新たにSNS投稿をすることに。

具体的な内容は以下の通り。

今後は100ポンド(45キロ)までのサーフボードバッグを受け入れる事に規約を変更しました。

また、ボードチャージは値下げしてハワイ~アメリカ本土は100ドル(1.5万円)から75ドル(1.1万円)。

アメリカ本土以外の国際線は150ドル(2.3万円)から75ドルへ、オーストラリアとニュージーランドは無料のままです。

さて、今回ビリーが声を上げたことで改正となったハワイアン航空のポリシー。

元々の重量制限が何キロであったのかは不明なのですが、今回45キロに増量されたと言うことは45キロ以下であったことを意味しています。

そのため、コメント欄には「1キロの重量オーバーは断られて、100キロの乗客は追加料金なしで乗れるなんて」と言った皮肉めいたコメントも見受けられました。

安全上の理由からしょうがないのならまだ受け入れられますが、納得いかない理由で断られたら仕事であるプロサーファーとしては堪ったものではないので良い方向へと転がったと言えますね。

今後もサーファーフレンドリーな航空会社が増えてくれることを願うばかりです。