ヨーロッパにおけるサーフシーンで中心地と言えるのはフランス。
一方、物価などを勘案してサーファーの移住先としても人気が高いのはポルトガルで、ポルトガル政府もその点を分かっているのでノマドビザを発行するようになったりと長期滞在しやすい環境が整っています。
今回の動画は、そんなポルトガルを代表するスラブスポットのザ・ケーヴでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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おそらくポルトガルのヤバいサーフスポットとして、ザ・ケーヴの名前を聞いたことのあるサーファーは少なくない事でしょう。
ケリー・スレーターなんかも訪れたりしているほどなので。
ただ、波はスーパーヘビーなスラブ(slab:底ボレするバレル)である上、ボトムはドライリーフなのでワイプアウト厳禁。
ドライリーフ(dry reef)とは日本語にすれば「乾いた岩場」となり、海面から顔を出しているリーフを意味します。
簡単に言えば水深が浅いために起こる現象で、例えばロータイド(干潮)になると常に顔を出している場合もあれば、波がブレイクする時に巻き上げた時のみ顔を出す場合と様々。
そしてスラブスポットの場合、基本的には波が巻き上げた時にドライリーフになるので、バレルに入るほどディープなポジションを攻めるほどリスキーになると言うわけです。
そんなコンディションを好んでチャージするのが、今回の動画の主役となっているポルトガルを代表するビッグウェイブサーファーのニック・ヴォン・ラップ。
ニックがザ・ケーヴでどれほどのコンディションをスコアしたのかチェックして見て下さい。