今年のサーフシーンで、最も話題となった人物の一人であるブラッド・ドンキー。フィンレスボードであるスキムボードに乗り、プエルト・エスコンディードのビッグウェイブに乗ったりと、型破りのライディングが印象に残っている方も多いはず。ブラッドに関連する過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

スキムボードサーフィンで過去最悪のワイプアウト

レッドブル・ケープ・フィアの開催前日セッション

今回の動画は、そんなブラッドが、サーフィン界の異端児であるジェイミー・オブライエンとメキシコでセッションした映像をお届けします。ジェイミーと言えば、自身のハチャメチャなドキュメンタリーシリーズ「Who is JOB」が有名で、「Who is JOB 4.0:エピソード7」でもブラッドと一緒にセッションした映像が収められています。

ただでさえ、二人によるメキシコのヘビーなビーチブレイクでのセッションは見応えがあるのですが、今回さらに面白い点は、二人がボード交換をして、互いのボードでサーフしているシーンが収録されているところ。つまり、ブラッドがフィン付きのボード、ジェイミーがスキムボードに乗っているのです。

実際のライディングシーンは、2:26~がジェイミーによるスキムボード、3:05~がブラッドによる通常のサーフボードでのライディングとなります。驚かされるのが、ブラッドのライディング。通常のボードでも、とんでもなくサーフィンが上手いです。

パイプラインでスイッチスタンスを見せたりするジェイミーは、かなりフィンレスに苦戦させられている様子。フィンがないと言うことは、水に対する抵抗がなくなるのでスピードは早くなりますが、その代償としてターンの支点を失うので、簡単に横滑りするほどルースな乗り味となり、慣れていなければまともに乗れないのが当然。しかし、ジェイミーは徐々に慣れ、アクションなども入れるようになります。ほんとに凄まじい順応力ですね。


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