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11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(52歳)によるサーフボードブランドのスレーターデザインズ。

ケリーはショートボードのコンテストシーンで活躍してきたのでショートボードがメインなのですが、スレーターデザインズ初となるミッドレングスをリリースして面白いデザインとなっています。

今回の動画は、スレーターデザインズの新サーフボードモデル「Boss Up」のテストライド映像をお届けします。


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オールラウンドなパフォーマンスモデル「S Boss」のネクストステップとして誕生したという「Boss Up」。

ケリーブランドにしてミッドレングスと言うのが不思議な感じがしますが、そこはやはりスレーターデザインズ。

一般的にミッドレングスは長さやボリュームが増す事からクルーズしたりとゆったり乗るイメージが強いです。

なのですが、パフォーマンス性能に強いミッドレングスとのこと。

ただし、あくまでもミッドレングスなのでストックサイズだと6'6"であってもリッター値は39.5Lとボリューミー。

となると、本当にパフォーマンス性能を備えているのか疑問に思えますが、そんな疑惑を払拭してくれるのが今回の動画。

元CTサーファーのミシェル・ボウレツが、ホームのタヒチでダブルオーバーヘッドほどのバレルをメイクしているのですから。

このパフォーマンス性能に加えてボリュームがあると言うことで、パワーレスな小波でも最大限の推進力を得るはず。

ならば、サーフトリップで1本しかボードを持って行けないような状況であれば、とっておきの1本になることでしょう。

もちろん、パフォーマンス性能においては多少のトレードオフはあるでしょうが、従来の常識を覆すようなものへの挑戦は面白いし刺激的ではないでしょうか。