いよいよ北半球のウインターシーズンという事で、WSL(ワールドサーフリーグ)のビッグウェイブイベントのスケジュールが発表されました。
ほぼほぼ例年通りと言う内容なのですが、残念ながらハワイのマウイ島ジョーズ(現地名:ピアヒ)でのパドルインイベントは正式にキャンセルと発表される事になりました。
今回の記事は、2024/2025年シーズンのWSLビッグウェイブイベントに関するニュースをお届けします。
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まずはジョーズイベントですが、ここ数年のジョーズイベントは開催予定となりながらも開催されていません。
最後に開催されたのは2019/2020年シーズンなので、実に4シーズンも開催されていなかったわけです。
そして今回、ついにWSLがジョーズイベントの開催許可が下りなかったとのことで、正式にキャンセルとなりました。
実は開催許可に関してはこれまでも怪しいという噂があり、実際にジョーズにビッグスウェルが入っても開催されていなかったのでやはりと言った印象を受けます。
という事で、今季のWSLビッグウェイブイベントはポルトガルのナザレイベント「Nazaré Big Wave Challenge」のみとなりました。
ナザレイベントのホールディングピリオドは2024年11月1日~2025年3月31日まで。
波のサイズがフェイスで最低25フィート以上、そして風向きや潮周りの条件が全て整ってオンとなります。
イベント開催までの流れは、グッドコンディションが期待出来る予報となったら開催予定72時間前にイエローアラート発令となり、その後も予報が変わらなければグリーンアラート発令で開催に向かいます。
ナザレイベントはトウインサーフのチーム制となっていて、今季の招待サーファーは以下の通り。
Team 1: Maya Gabeira (BRA) and Antonio Laureano (POR)
Team 2: Michelle des Bouillons (BRA) and Ian Cosenza (BRA)
Team 3: Justine Dupont (FRA) and Éric Rebière (BRA)
Team 4: Lucas ‘Chumbo' Chianca (BRA) and Pedro ‘Scooby' Vianna (BRA)
Team 5: Clement Roseyro (FRA) and Nic von Rupp (POR)
Team 6: Rodrigo Koxa (BRA) and Vitor Faria (BRA)
Team 7: Rafael Tapia (CHL) and Pierre Rollet (FRA)
Team 8: Kai Lenny (HAW) and Ian Walsh (HAW)
Team 9: Andrew Cotton (GBR) and Garrett McNamara (HAW)
個人的に最も注目しているのは、メンズのカイ・レニーとウイメンズのジャスティン・デュポン。
二人共にトウインビッグウェイブの分野でトップレベルながら、昨シーズンはイベントに出場していないためです。
イベントのレベル自体を高みへとプッシュする存在なので、活躍を楽しみにしたいところです。
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