カリブ海に浮かぶ島々の主なサーフシーズンは北半球のウインターシーズン。
そして現在はシーズン入りしていて、カリブ海の数あるサーフエリアの中でバルバドスのスープーボウルが炸裂したそうです。
スープボウルと言えば11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーターも愛するサーフブレイクの一つですね。
今回の動画は、バルバドスのスープボウルで11月17日に撮影されたフリーサーフィン映像をお届けします。
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カリブ海と言うと、日本人サーファーには遠すぎて馴染みがありませんが、アメリカ本土のサーファーにとっては手軽なトリップ先と言えるでしょう。
バルバドスまではアメリカ本土のエリアによっては6時間ほどでアクセス可能なわけですから。
そんなバルバドスのスープボウルですが、11月17日のコンデイションはサーフラインによると5~7フィートまでサイズアップしたそうです。
サイズ的にはそこまでなさそうな気がしますが、実際に動画を見るとガッツリとスラブがブレイクするコンディションとなっています。
さて、スープボウルはケリーお気に入りと前述しましたが、理由としては2006年リリースのテイラー・スティール監督作「Sipping Jetstreams」の制作秘話にあります。
同作品で本来のケリーのパートは他のエリアで撮影予定となっていて、エアチケットやホテルなど全て押さえて後は撮影のみとなっていたとか。
でしたが、直前でケリーが「スープボウルが絶対に良くなるから予定を変更しよう」と判断を下し、テイラー監督は泣く泣く多額のキャンセル料を被ることになったものの、作品としては素晴らしい映像を残せたそうです。
今の時代だとなかなかない豪快なストーリーであり、20年近く前と言う時代背景もあって可能となったエピソードと言った感じではないでしょうか。