blank
Photo: WSL / CHRISTOPHE ABRAHAM

ここ最近注目を集めている若手のサーフスケーターガール。

もともとボーイズでは多かったものの、最近になってガールズでもサーフスケーターが増えてきて、2019年に開催されたスタブハイレディバード部門で一気に注目度が高まったといった感じです。

レディバード部門では4名のサーフスケーターガールがフィーチャーされたのですが、新たに凄い逸材が登場。

今回の動画は、ハワイアンサーファーガールのエリン・ブルックス「Erin Brooks」(12歳)によるインパクトの強いエアリアルとバレルの映像をお届けします。


スポンサーリンク


SNSを見ている時に何気なく目に付いたサーフィン動画のライダーであったのがエリン。

映像が撮影されたのはテキサス州ウェーコのウェイブプール「BSRサーフリゾート」で、12歳という年齢にしては俄かに信じ難いほど華麗なエアリバースをメイクしています。

撮影しているのはシェーン・ドリアンで、思わず歓声を上げるほどのライディングをまずはチェックして下さい。

あまりのレベルの高さに驚き、少し調べて見るとハワイアンサーファーということでバレルも得意であることが判明。

何とも驚くべく事実として、昨シーズンのWOTWにパイプラインでのチャージ動画をエントリーしていました。

エアリアルという一つのマニューバだけを得意とするサーファーガールが出てきてもおかしくはない時代ですが、まさかバレルも得意とするとは…。

明らかにウイメンズのレベルが大きく変化してきたことを感じさせれてくれる存在であり、エリンは新たな時代を牽引していく存在の一人になると言えるのではないでしょうか。

ウイメンズのエアリアルと言えば、シルヴァナ・リマがコンテストシーンにおいて牽引していて、シルヴァナに感化され多くのCTサーファーがトライするようになった時代もありました。

でしたが、結局のところウイメンズのトップCTサーファーはターンで勝てることから、エアリアルに励む流れは停滞しています。

しかし、今回のエリンのような存在が増え、エアリアルを入れなければ戦えないとなれば、誰もが取り組まなければならないマニューバになることでしょう。

今後、エリンのような存在の成長に伴い、ウイメンズシーンがどのように変化していくのかも楽しみの一つではないでしょうか。