via Zoltan Torkos's instagram

スケートボードやスノーボードのトリックを参考にする事が多いサーフィンのエアリアル。

スケートではベーシックなテクニックの一つでありながら、サーフィンでは今なおトライするサーファーがほとんどいないトリックがあります。

そんなトリックの一つが、スケーターならばビギナーの頃にオーリーの練習と並行してトライし始めるキックフリップ。

今回の動画は、サーフィンにおけるキックフリップのマスターと言えるマジシャンサーファーこと、ゾルタン・トルコス「Zoltan Torkos」(44歳)によるウェイブプールでのキックフリップ映像をお届けします。


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マジシャンサーファーと言う呼び名の通り、ハンガリー系イタリア人として本当にマジシャン(手品師)家系であるゾルタン。

ただ、ホームはカリフォルニア州サンクルズという事で、ハードコアなサーフコミュニティでマジシャンとして育ち、ユニークなパスを辿ることになったと言えるでしょう。

そんなゾルタンの名がサーフシーンで知られるようになったのは、2007年にボルコムがスタートさせた海でキックフリップをメイクしたサーファーに1万ドルを送るというコンテスト。

そのイベントがスタートしてから4年の月日を経て、ゾルタンが2011年についにメイクして見せたのです。

その後もゾルタンのキックフリップ熱は冷めることなく、完成度とメイク率は精度を増していくことに。

そしてウェイブプールに行き、ウェイブプールでキックフリップを初メイクさせた映像を公開しました。

ここ最近のムーブとしては、ウェイブプールで先にメイクして海に持ち込むパターンが増えそうな一方、逆に海でのメイクが先という事で、凄い事をしているもののそこまで感じさせないのはゾルタンの凄さと言えます。

ただし、メイクまでには失敗もあったとの映像も公開。

失敗があったとはいうものの、それでもウェイブプールでしっかりとメイクした映像を残していると言うのは、ゾルタンのメイク率の高さを証明していると言えます。

現状において、キックフリップをメイクするサーファーの話はゾルタン以外では聞いたこともないので。

メジャー路線のバリエーションではなくアンダーグランド感満載ですが、それでも半端ではないサーフィンでのキックフリップ動画をチェックして見て下さい。

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