
ワールドジュニアチャンピオンに輝いた経歴を持つブラジリアンのマテウス・ハーディ「Mateus Herdy」(24歳)。
かつてはクイックシルバーやレッドブルがスポンサーに付いていたりと、トップ中のトップジュニアサーファーでした。
そんなマテウスですが実力とは裏腹にスポンサーをどんどん失っていき、しばらくメインスポンサー不在でしたが、新たなメインスポンサーを獲得することに。
今回の記事は、ジュリアン・ウィルソンが立ち上げたブランド「Rivvia Projects(リヴィアプロジェクツ)」がマテウス・ハーディのスポンサーになったニュースをお届けします。
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まずはマテウスのキャリアを少し振り返ると、コロナ以降に出場したCTイベントの結果が凄いです。
2021年メキシコ3位、2022年ブラジル5位、2025年アブダビ9位と言うCTサーファーであれば上位に付けるくらいの成績をコンスタントに残しています。
それだけに簡単にCT入りしそうに見えるものの、2023~2024年は2年連続でCSランク12位とあと一歩でクオリファイを逃しています。
それだけキャリアとして華々しいのでメインスポンサー不在が不思議な存在でしたが、USオープンウィークにリヴィアプロジェクツがマテウスを迎え入れたことを発表。
ジュリアンによるコメントは以下となります。
マテウスのサーフボードのノーズに、僕らのステッカーを見れるようになるなんてストークしてるよ。
マテウスはすでに僕らファミリーの一員だから、ファストフードを食べながら契約を結ぶのも自然な感じだった。
海で最もエキサイティングなサーファーの一人であり、海から上がっても人として尊敬できるマテウス。
これからが楽しみです。
一方のマテウスは、以下のコメントを寄せています。
「Scratching the Surface(ジュリアン主演サーフムービー)」を見ていた12歳の時の自分に教えてあげたいね。
いつかジュリアンが自身のブランドで僕のスポンサーになってくれる日が来るんだって。
ヤバすぎるでしょ。
これ以上ストークしようがないし、ジュリアンやライアン・カリナンと一緒にプロジェクトに取り組めるようになるのは本当に名誉なこと。
人生は時に信じ難い事が起きるんだね。
さて、ブラジリアンサーファーと言えばガブリエル・メディナ、フィリペ・トレド、イタロ・フェレイラの3大ビッグネームがコンテストシーンで有名。
その後の世代で言えばヤゴ・ドラが挙げられ、ヤゴに続く存在がマテウスと言った印象です。
それだけブラジルにとってはビッグガンなので、新たな環境での活躍を楽しみにしたいところです。