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現地時間2025年12月20日(ハワイ)、オアフ島ノースショアのパイプラインを舞台に開催されたQS(クオリファイングシリーズ)イベント「Florence Pipe Pro」。

ジョンジョン・フローレンスが立ち上げたアパレルブランドがタイトルスポンサーとなったイベントで、ジョンジョン本人も出場して準優勝を果たしています。

そんなイベントはドラマティックな展開でリージョナルのQSイベントでありながら、世界中から注目が集まりました。

今回の記事は、QSパイププロの結果やハイライト動画と言ったイベント情報に関するニュースをお届けします。


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2025年フローレンスパイププロが注目された理由

同イベントが注目された要因は複数に渡り、まず第一にパイプラインを舞台にした今シーズン最初のイベントであったため。

第二に、QSと言うリージョナルイベントであるため、普段はコンテストに参戦しないパイプスペシャリストたちも出場できた点。

ローカルのパイプスペシャリストの出場だけでも見応え十分となるのですが、さらに盛り上げた要因があります。

それは、QSイベントでまず見る事はないジョンジョン・フローレンスとカリッサ・ムーアのワールドチャンピオンが出場した点。

両者ともに今年は完全にコンテストから離れていたので、ファンとしては嬉しいサプライズでしたね。

2025年QSパイププロのウイメンズ部門の結果

カリッサと言えば、2024年のパリ五輪をもってコンテストサーフィンからの引退を表明して姿を消しました。

なのですが、今年11月には来シーズンのCTワイルドカードでツアー復帰することが突如として発表されることに。

ちょうどその直前にはハレイワでフリーサーフしている動画がアップされていたので、おかしいなとは思っていたのでコンテスト復帰のニュースは納得といったところでした。

そんなカリッサがコンテスト復帰の舞台に選んだのは、パイプイベント前に開催されたハレイワでのQSイベント。

同イベントでもトータルハイエストスコアを連続してマークしたものの、残念ながら準優勝に終わりました。

そして復帰2戦目となるパイププロにて、ついに優勝を果たすことに。

今回の活躍を見る限り、来シーズンのCTでのカリッサのサーフィンが楽しみになったファンが多い事でしょう。

2025年QSパイププロのメンズ部門の結果

メンズ部門ではジョンジョンの優勝が最もドラマティックなシナリオと思っていましたが、その筋書き通りとは行かず。

ジョンジョンはファイナルまで進出したものの、優勝を果たしたのはマウイ島出身のイーライ・ハンネマン。

イーライは10代半ばにしてメジャーなバリエーションのエアリアルをすでにマスターしていたスーパーグロム。

そして今イベントの最終日はパイプ/バックドアのコンディションが悪く、隣のガムズに移動して開催されました。

となると、単発マニューバが光る展開となり、イーライのエアゲームが強烈なインパクトを残して優勝を決めました。

ジョンジョンも優勝を逃したものの、それでも準優勝と言う結果を残したのでイベントを大いに盛り上げたと言えます。

まとめ

次なるパイプを舞台にしたイベントはケリー・スレーターの出場も発表されたダフイのバックドアシュートアウト。

その後は1月終わりからCS(チャレンジャーシリーズ)イベント「Lexus Pipe Challenger」となるので、楽しみにしたいところです。

CSに関してはCTサーファーも多々出場してくると思いますし。

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