シャークアタックにより片腕を失うも、再びサーファーとして再起し、今年頭にはオアフ島ノースショアのパイプラインで開催されたASPイベントで優勝を果たしたベサニー・ハミルトン。

今回の動画は、そんなベサニーでどのように片腕でサーフするのかを語る映像となっています。


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パドルについては、幼い頃に水泳をやっていたため、パドル力が強く役立っているそうです。ダックダイブ(ドルフィンスルー)は、波のサイズがある時はボードの上に立って深く沈め、それからジャンプして潜るとのこと。

テイクオフは、一般のサーファーよりもストロークが少なく、板の走り出しが遅いため、レイトドロップのスキルでカバーしていると言います。また、テールを沈め、波が近づいて来た時に沈めたテールの浮力を生かした刺し乗りもするようです。

ボードの中央に付けられたストラップは、ダックダイブで苦しむベサニーを見た父親が取り付けてくれたとのこと。ライフガードのパドルボードに付いているハンドルがアイディアのきっかけだったそうです。サーフィンを再開した時は、ロングボードからのスタートで、ゆっくりではあっても徐々に慣らしていったと言います。今後の予定は、フィルムプロジェクトや更なるサーフィンのスキルアップと盛りだくさん。

シャークアタック以前は期待の若手サーファーであっただけに、ゼロからのスタートというもどかしさもあったかと思いますが、そういった雰囲気は微塵も見せず、現状を直視して前に向かおうとする姿には刺激を受けますね。