現地時間7月19日、南アフリカのJベイで開催されていたサーフィンのワールドツアーイベント第六戦「Jベイ・オープン」のファイナル。40分ヒートのスタート3分台に、シャークアタックという信じられない映像がライブ放送されました。

今回の記事は、事故の様子について、当事者となった3×ワールドチャンピオンのミック・ファニング、対戦相手であったジュリアン・ウィルソンの二人のコメントから、事故の顛末をお届けします。

Mick & Julian after shark attack


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事故発生時、すでに一本目の波に乗っていたジュリアンは、ラインナップ(沖)にパドルバック中で、ラインナップに残っていたのはミックだけでした。

波待ちしていたミックは、突如、リーシュコード(サーフボードと足を繋ぐロープ)が何かに引っ掛かった感覚を覚え、足で振り払いながら後方を振り返ると、サメのフィン(尾ひれ)が見えたと言います。

動画を見ると、南アフリカ出身の元ワールドチャンピオンであり、現在はコメンテーターを務めるマーティン・ポッターが、瞬時に状況を察して「Holy Shit(マズい)」と口にしています。

その後、リーシュコードが引っ張られた事で、サーフボードから転落し、水中に引きずり込まれたミック。その間、パンチで応戦している内に、リーシュコードが切れ、海面に浮上したとのこと。

自由の身となったミックは、すぐに岸へと向かって泳ぎ始めながら、パドルバックしてくるジュリアンに対し、「こっちに来るな!」と叫び声を上げたそうです。

その後、泳ぎながらも、背中を向けたままサメに襲われたら一巻の終わりと考えたミックは、シャークアタックの発生した方向へと向き直り、再び襲ってくるのか様子をチェックしていると、ウォーターパトロールが到着したそうです。

一方のジュリアンは、パドルバック中にシャークアタックを目撃。ミックが水中に引きずり込まれたのも目撃し、何が起こっているのか認識していたと言います。

それでも、岸に逃げる選択をしなかったジュリアン。逆に、ラインナップへと全力でパドルを始め、サメと対峙することになったら、サーフボードを武器にして戦おうと考えていたと言います。

幸いにして、奇跡的に一切の怪我がなく済んだ今回のシャークアタック。ただ、映像を見ていた誰もが、大事故になったと思ったはずです。実際、凄惨なシーンをライブ放送しないため、シャークアタック後は遠目からの映像に切り替えてます。

現状においては、サーファー向けに数々のシャークアタック防止商品が販売されていますが、確実にどの種類のサメに対しても、効果的とされる商品は存在しません。

ウォーターパトロールの存在も重要ですが、シャークアタックは一瞬の内に発生します。そのため、事故発生後の対策だけでなく、今後は安全にサーフコンテストを開催するためにも、予防策に力を入れることに期待したいと思います。

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ツアーノートbyハーレー:ミックへのシャークアタック後の反応@南アフリカ

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