ビッグウェイバーにとってメインシーズンとなる北半球の冬。日本沿岸でも、台風並みもしくは台風以上の勢力を誇る大型低気圧が発生し、台風シーズンの夏~秋よりも、冬の方がコンスタントに波があります。もちろん、大型低気圧の影響で寒さも一段と増しますが、降雪の翌日などは波が大幅にサイズアップするので、わくわくするサーファーも多いのではないでしょうか。

今回の動画は、ヨーロッパ大陸に面した大西洋で猛威を振るった大型ストーム”ヘラクレス”の影響で発生したビッグスウェルを求め、アイルランドに世界中のビッグウェイバーが集結して行われたセッションの映像となります。

今シーズン最大級の波がブレイクするフランスへ:シェーン・ドリアンもヨーロッパですが、今シーズンはヨーロッパが大当たりのようですね。ただ、通常のサーフィンとは異なり命懸けです。過去には、経験豊富なビッグウェイバーでも、命を落としたりしていますので。

そのため、これまで以上に安全面への配慮がなされるようになり、ビッグウェイバーのシェーン・ドリアンがウエットスーツに二酸化炭素のカートリッジを付け、ビッグウェイブに巻かれた際には同カートリッジについたタグを引っ張ることで、浮き輪のようにウエットスーツの一部が膨らみ、素早く海面に浮上できる装置を発案しました。

ビッグウェイブの世界は簡単には足を踏み入れることのできない領域なので、動画を通して少しでも味わって見てください。波に巻かれる様子をみて、もし自分だったらと考えると、正直ぞっとします・・・。


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