6月最後の週末、インド洋のストームから発生した10年に一度のビッグスウェル。当ブログでもすでに、オーストラリアWA(ウエスタンオーストラリア)州のカウ・ボミーやザ・ライトのスーパーセッション映像をお届けしました。

インド洋から西オーストラリアに届いた10年に一度のビッグスウェル@カウ・ボミー

西オーストラリアで注目スポット「ザ・ライト」でのインド洋ビッグストームのセッション

今回の動画は、西オーストラリアではなく、インドネシアにメガスウェルが到来した際の映像となります。セッションの舞台となったのは、世界中のサーファーが憧れるサーフデスティネーションのメンタワイ諸島。


スポンサーリンク

メンタワイ諸島という名前の通り、スマトラ島沖合に数々の島が点在する一定エリアがメンタワイとなります。セッションの舞台となったのは、カランマジャト(Karangmajat)島の北部に位置するカンドゥイ(Kandui)。

レフトハンダーのパワフルなロングウェイブがブレイクするカンドゥイは、ビッグスウェルが入ると各セクションが繋がり、高速バレルがブレイクします。

あまりにブレイクが早いあまり、メイクできないとの意味を込め、スポット名は「ノー・カンドゥイ(No Kandui)」と呼ばれたりもします。

撮影されたのは、6月28日と29日とのこと。サイズ的には、大きめのセットだと12フィート(4×オーバーヘッド)ほどはありそうなコンディションです。かなりヤバいですね。

ちなみに、フィートでのサイズ表記は、波の裏側から計測するハワイアンスケールです。オーストラリアもハワイアンスケールで表記しますね。目安としては、私の経験として、3フィートでオーバーヘッドほどです。

ただ、アメリカ本土では、波の正面となるフェイスでのサイズ表記と異なります。感覚としては、波のホレ方によって違うので大まかになるのですが、フェイスでのサイズを1/2~1/3ほどにしたのがハワイアンスケールかと思います。

ちなみに、フェイスでサイズを測る計測方法は、ビッグウェイブサーフィンでも使われています。数字が大きい方がインパクトがあるからでしょうね。