若い頃はワールドツアーで活躍していたものの、今ではすっかりビッグウェイバーのイメージが強くなったハワイ島出身のシェーン・ドリアン(41歳)。

ビッグウェイバーと言えば、スウェルチャートをにらみ、ビッグウェイブが到来しそうな場所ならどこへでも飛び立ち、しっかりとその波で写真や映像を残すのが仕事です。

今シーズン、フランスのベルハラというスポットでは、何度かビッグウェイブが押し寄せ話題となっていたので、シェーンも当然狙っていたそうです。そんな折、モンスタースウェルがやって来るとの情報を得て向かいました。

移動は、ハワイ島→オアフ島→ロサンゼルス→ミュンヘン(ドイツ)→ビルバオ(スペイン)を乗り継ぎ、30時間も掛かったそうです。しかも、強烈な時差ボケに見舞われながらも、波は待ってくれないので海へ入らなければなりません。

そんな状態で、ベストパフォーマンスを出し切らなければならないのは厳しいですよね。結局、シェーンは2本の波に乗ったようです。その内の一本は、ビラボン主催のビッグウェイバーの祭典であるXXLアワードのライド・オブ・ザ・イヤー賞(同アワードで最も名誉のある賞)にノミネートされています。ちなみに、昨年のライド・オブ・ザ・イヤー賞を獲得したのもシェーンでした。


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