アメリカ時間の先週金曜日、BWWT(Big Wave World Tour)の一環であるマーヴェリックス・インヴィテーショナルが開催されました。世界中のビッグウェイブサーファーが集まるイベントとあり、アメリカ中のメディアが集まり、テレビ中継されるほど注目を浴びました。
コンテスト結果としましては、南アフリカ出身のグラント”ツイギー”ベイカーが、2006年に引き続き今年も優勝。ファイナルには、シェーン・ドリアンやグレッグ・ロングといったサーファーも名前を連ねていましたが、貫禄の勝利といったところでしょうか。
BWWTといっても馴染みのない方が多いかもしれません。同ツアーは以前から存在していましたが、サーフィンのワールドツアーを行っているASP(Association of Surfing Professionals)とは別組織でした。
昨年のマーヴェリックス・インヴィテーショナルでは、11×ワールドチャンプのケリー・スレーターも招待されていましたが、ASPサイドからASPイベントに参加しているサーファーは他団体のコンテストに出場してはならないとの警告を受け、出場を辞退した経緯があります。
しかし、ケリー不参加から半年後、ASPはBWWTを買収し、ASPイベントの仲間入りを果たす事となりました。ということは、今後はBWWTもメディアの関心を集めることでしょう。通常のコンテストは異なるため、さらにサーフィンの幅が広がっていくと思います。
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