今回の動画は、ワールドツアー初戦の開催地であるスナッパー・ロックスのお隣に位置するDバー(デュランバー)でサーフするタジ・バロウの映像になります。タジの詳細については、下記リンクを参照してください。

ワールドツアーサーファー紹介 メンズno.5:タジ・バロウ

軽く流すように波に乗ってますが、それにしても相変わらずのキレたライディングです。テイラー・スティール監督の作品「Loose Change」に出演した際に、今ではサーフコーチとしても知られるブラッド・ガーラックが「何だ、このキッズは。トップでの板の返しが半端じゃなく早いじゃないか」と話していたのが、今からおよそ15年前の話。その後のタジは、よりパワーサーフィンに力を入れるためか、回転性の早さより、レールを引きずるようなターンに変わったかなと感じます。

現在、30代のサーファーが今なおワールドツアーで活躍しているのは、パワフルなレールターンをしっかりと武器にしているのが強みとなっている気がしますね。その上でエアーもしっかりと取り入れるので、若手のターンが軽いサーファーは、エアーのバリエーションやメイク率が圧倒的なレベルではない限り、トップに立つのは厳しいと思います。もちろん、30代は経験もあり、そちらも強みとなりますし。


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