2010~2012年の三年連続でツアーランク2位と、ワールドチャンプへ後一歩の位置に付けているサリー・フィッツギボンズ。母国オーストリアでは、その健康美からモデルとしての仕事もこなしたりと幅広い活躍をし、サーファーガールの新たなロールモデルとして世界的に人気を集めています。今回は、そんなサリーを追ったシリーズ「サリー・ストーリー」をお届けします。

サリー・ストーリー シーズン2エピソード1:サリー・フィッツギボンズ

サリー・ストーリー シーズン2エピソード2:サリー・フィッツギボンズ

サリー・ストーリー シーズン2エピソード3:サリー・フィッツギボンズ

サリー・ストーリー シーズン2エピソード4:サリー・フィッツギボンズ

ワールドツアーが終わり、ワールドチャンプの夢を果たせなかったサリーの旅は続きます。オフシーズンの12月、サリーが選んだサーフディスティネーションはカナダのノバスコシア。タイミングよくストームが接近し、十分に波はある予報。しかし、寒さが・・・。

サリーの友人であるローカルのニコによると、気温はマイナス4℃ほどとのこと。そんな過酷なコンディションの中、未知なる海へと飛び込むサリー。ダックダイブ(ドルフィンスルー)をすれば頭は痛いし、パドルもままならず、最終的には体が無感覚となって打ちのめされることに。

そのまま逃げ出したい誘惑に駆られますが、再びコールドウォーターに対峙する事を決めたサリー。負けたくないという強いメンタルを持って臨むと、ついに普段通りのライディングをできるに至り、諦めてはならないということを身をもって学んだようです。


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