世界には、一般のサーフコンテストとは異なるユニークなフォーマットのものが多々あります。中でも、際立って異なるコンテストが、今年で13回目の開催となった腕時計メーカー「Nixon」主催のニクソン・サーフ・チャレンジではないでしょうか。
同イベントがユニークな理由は、まずは開催地。エクストリームなエリアでの開催が目立ち、昨年はアイスランドで開催され、今年はなんと、ロシアのカムチャッカでの開催となりました。
極寒のイメージが強いカムチャッカですが、その予想を裏切ることなく、水温は2~3℃程度だったとの事です・・・。ちなみに、ロシアという開催地である事から、今年の招待サーファーは、フランスやスペインといったヨーロピアンサーファーの参加が目立ちました。
アフリカのソロトリップから帰国したケパ・アセロも参加してますね。ケパのアフリカトリップに興味のある方は、下記リンクを参照してみて下さい。進め!ケパ・アセロ:アフリカ編1
ユニークな点はもう一つあり、それは採点方法。通常のコンテストではジャッジが採点しますが、同イベントでは、仲間内で誰のサーフィンが調子良かったのを選ぶルールとなっています。その結果、セント・マーチン島出身で現在はフランス在住のウィリアム・アリオッティ(20歳)が優勝を果たし、さらには、ベストトリック賞も受賞することとなりました。
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