カリフォルニア州ベンチュラ出身のナザニエル・カラン(29歳)。最近ではあまり名前を聞くこともないような気がしますが、2008年にはアメリカで最も盛り上がるイベントと言われるUSオープンで優勝していますし、元ワールドツアーサーファーです。今回の動画は、そんなナザニエルによるホームでのフリーサーフ映像となります。

ナザニエルと言えば、やはり連想してしまう存在がお兄ちゃんにあたるティミー・カラン(36歳)。Momentum世代として、コンテストにフリーサーフィンにと、大活躍していました。特に、エアーを得意とし、まだまだエアーが一般的となり始めたばかりの頃から、エアリバースやアーリーウープを決めたりと、圧倒的なライディングを見せていました。ただ、気付いてみればミュージシャンへと転身し、今ではソロでアコースティックライブなどをしているようです。

久しぶりに見るナザニエルのサーフィンですが、やはりレベルは桁違いです。最先端マニューバもしっかりと網羅していますし。ただ、この動画で最もインパクトがあったのは、2:16~の波。なんじゃってくらい、ひたすらショルダーの張ってくるリッパブル(リッピングができるという意味)なグッドウェイブです。ちなみに、このサーフスポットはCストリートとのこと。


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