4歳でサーフィンを始め、現在でサーフィン歴18ヶ月のクインシー・サイモンズ(6歳)。サーファーである父親の影響からか、もしくは単純に父親と一緒に過ごす時間を増やしたいためか、ある時、父親がサーフィンから戻ってくると、明日は一緒にサーフィンに行くと告げ、サーフィンライフが始まったと言います。

こう見ると、一般的な感じがしますが、クインシーは生まれながらに先天性副腎過形成症という疾患を患い、病院を転々とする入院生活が続いたと言います。退院してからも、一日三回の投薬を欠かせない生活を送っています。

しかし、サーフィンを始めてからクインシーは人として成長したと言います。サーフィンを始めてからは、波が大きすぎる日などはスケートも楽しむようになり、今ではプロサーファーとプロスケーターになりたいと話しているので、目標を持ったことが大きかったのではないでしょうか。

クインシーの父親は、仕事で数週間ホームを離れる事もあり、そんな際にクインシーはサーフィンに行けなくなるので、サーフコーチに海でのケアを依頼するようになったそうです。そんなコーチいわく、クインシーは6歳でトップクラスのサーファーであり、スケーターであり、ワールドチャンプになれるだけのポテンシャルを秘めていると話します。

サーフィンとスケートの両方において、とても6歳とは思えないほどの実力なのは、映像からもお分かりかと思います。正直言いまして、疾患には関係なく、6歳にして自分の好きなことや目標に邁進している姿には、大きな刺激を受けます。


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