長い時間をかけ、ようやく先行オーダーを受け付ける段階までこぎ着けたワンウィール(Onewheel)。陸上で、サーフィンやスノーボードのような感覚を味わえる新たなスケートボードですが、スケートボードの乗り味とは全く異なるという同商品。果たして、どのような特徴があるのか説明します。
同商品は、商品名が示す通り、タイヤが一つしかありません。まるでシーソーのような見た目で、乗ることすらままならないのではと思いますが、セグウェイと似たような感じで自動バランス機能があるので、初心者でもすぐに乗れるようになると言います。
最大の特徴は、電気モーターで動くシステム。ただし、リモコンを使うのではなく、慣性センサーが内蔵されているので、前方に傾ければアクセル、後方に傾ければ角度に応じてスローダウンやストップする事になります。スピードは最大で時速19キロほどとのこと。
ワンウィールの考案者はカイル・ドークセン。カナディアン・ロッキーで育ったカイルはスノーボード好きであったため、路上でもスノーボードの感覚を楽しみたいと思ってのことだそう。
ちなみに、ワンウィールのアイディアは、以前に紹介した記事「アメリカ生まれのウィール無しの未来型スケートボード?」のホヴァーボードがきっかけとなったそうです(ホヴァーボードはCG映像だったのですが・・・)。
現在、同商品はスマホアプリとの連携も進めていて、スマホからトップスピードの設定、GPSで走行記録のトラッキング、ワンウィールのロックなどといった機能の開発に取り組み、さらなる進化を目指しているようです。
先行オーダー中の同商品ですが、実際の商品配達は今年2014年12月頃から順次スタートするとのこと。気になるお値段は、1499ドルとなっています。アメリカを販売拠点としていますが、国際配送も可能となっていますので、興味のある方は、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。
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