現地時間3月11日(オーストラリア)、クイックシルバー・プロ・ゴールドコーストのラウンド2が開催されました。波は、サイクロンスウェルが入ることもなく、風波による膝~腰というコンディション。
2015年度クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールドコースト:トライアル
2015年度クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールドコースト:初日ハイライト
2015年度クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールドコースト:二日目ハイライト
2015年度クイックシルバー&ロキシー・プロ・ゴールドコースト:三日目ハイライト
正直、コンテスト期間延長を決定して、この波で開催するの?と言うほど酷いコンディションでした。SNSなどを見ていると、「これまで参加したツアーイベントで最悪なコンディションだった」や「ジュニア時代以降、コンテストでは一番小さいサイズの波だった」と、選手の間でも不満の上がるコンディションでした。
ただ、今回の2日間の期間延長で、海外サーフメディアによる噂話として、WSLは10万ドル費やしたとの報道もあります。そのため、本日開催しなければ、イベントを終了できない状態に追い込まれ、追加コストも無駄になるので、強引にオンにした感じが否めませんね。
ほとんどパワーのなさそうな波にも関わらず、ミック・ファニングやケリー・スレーターといったラウンド1を落としたトップサーファーは、しっかりと勝ち上がりました。
エアー、フィンアウト、リバースといったトリックの得意なサーファーが、こういったコンディションは強いですね。特に、フィリペ・トレドを筆頭にしたブラジリアン。スピードが乗せづらい波でありながら、しっかりとパワーポケットを使うと、こんなにスピードが出るんだと衝撃的でしたね。
公式波予報サイト「サーフライン(Surfline)」の予報を見ると、明日の波は腰~胸、最終日の明後日は最大で頭セットと、期待とは裏腹な予報となっています。このサイズだと、トリックの得意なブラジリアンが活躍しそうな予感がします。
イベント公式サイトは下記リンク先からチェックして見て下さい。
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