フィリペ・トレドとカリッサ・ムーアの優勝で、終了したばかりのワールドツアー初戦「クイックシルバー&ロキシー・プロ」。異例のウェイティングピリオド延長という措置を取り、サイクロンスウェル狙いとなったものの・・・。
予定のウェイティングピリオド最終日であった3月11日を13日まで伸ばしましたが、11日(四日目)と12日(五日目)に開催された同イベントは、風波の膝~腰というサイズで、ワールドツアー史上最悪の波だったと言われてしまいました。
終わってみれば、早い段階からスナッパーロックスの隣のDバー(デュランバー)に移動して開催してれば良かったのにとの声が上がっていました。しかし、スポンサーであるQLD(クイーンズランド)州の銀行「BOQ(Bank of Queensland)」が反対したとも言われています。
というのも、スナッパーロックスとDバーはお隣同士のサーフスポットですが、ちょうど州境に位置しているため、スナッパーはQLD(クイーンズランド)州、DバーはNSW(ニューサウスウェールズ)州となります。ということで、BOQが反対したのも納得といった感じですね。
今回の動画は、同イベントでは不名誉なコンディションとなったクーランガッタで、コンテスト開始一週間前の2月22日に行われたサイクロンスウェルでのセッション映像となります。スウェルさえ入れば、これだけ波が良いんだと分かりますね。
セッションの舞台は、ライトの高速バレルが特徴のキラ。登場するサーファーは、コロへ・アンディーノ、ガブリエル・メディナ、ジョーディ・スミスとなります。
ちなみに、0:59~からのシーンを見ると、ジョーディがエグい前乗り(ドロップイン)をしているように見えますが、実はGoPro撮影していたとのこと。その際のキャプチャ画面も併せて貼り付けておきます。
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