ゴールドコーストで開催されたクイックシルバー&ロキシー・プロの期間中、誰もが願っていたサイクロンスウェルの到来。しかし、願いも虚しく、ゴールドコーストは炸裂するには至りませんでした。それでは、狙っていたサイクロンスウェルのその後はどうなったのか?

今回狙っていたサイクロンは、バヌアツ共和国に甚大な被害をもたらしたサイクロン「パム(Pam)」。勢力は、最大レベルのカテゴリー5にまで発達しました。ちなみに、1970年から始まった衛星記録において、オーストラリアの東沖合の海域で、カテゴリー5まで発達したサイクロンはわずか10個しかなく、その内の一つです。

パムの勢力がピークに達したのは、奇しくも、上記コンテストの最終日となった3月13日のこと。ただし、ゴールドコーストへのスウェル到来は、かなりの距離を隔てているため、通常2~3日遅れとなるそう。そして、ゴールドコーストでスウェルが最も炸裂したのは16~17日だったと言います。

今回の動画は、スウェルがピークに達する前の14~15日に撮影されたゴールドコーストでのサーフ映像となります。スナッパーロックスといったライトのポイントブレイクの映像もありますが、メインとなっているのは、スナッパーの隣に位置するビーチブレイクのDバー(デュランバー)。

スウェルの向きにより、最もコンディションが良くなったのは、Dバーのレフトとのこと。3:16~からのレフトを見ると、強烈な巻き方をした波がブレイクしていたことも分かりますね。

出演サーファーは、ジョーディ・スミス、ジョシュ・カー、ジャック・フリーストーンなどとなっています。


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