オーストラリアでのワールドツアーイベントを三戦終了後、次なるブラジルでの第四戦を前に、時間の空いたWCTサーファー。選手それぞれに予定はあるとは思いますが、メンズWCTサーファーの半数以上は、QS10,000イベント「オークリー・ローワーズ・プロ」に参加していましたね。
しかし、同イベントに2014年度ワールドチャンピオンのガブリエル・メディナは出場していませんでした。果たして、何をしていたのでしょうか?その答えが、今回の動画で分かります。
今回の動画は、リップカール・グロムサーチのインターナショナル・ファイナルの動画となります。ガブリエルは自身のスポンサーであるリップカールイベントのホスト役を務めていたのです。
まず、グロムやグロメットと呼ばれるサーファーですが、16歳以下のサーファーが対象となります。ちなみに、ジュニアは、20歳以下のサーファーが対象ですが、2016年からは18歳以下に年齢を引き下げるとのこと。おそらく、10代でツアー入りしてくるブラジリアンサーファーが増えてきたのが年齢引き下げの理由かと思います。
同イベントは、ガブリエル本人も、5年前に獲得したタイトル。すでにワールドチャンプとなったサーファーが、わずか5年前に、ジュニアではなくグロメットだったとは、信じがたいですね。
世界中からグロメットが集結して戦う同イベントですが、今年の開催地となったのは、ガブリエルのホームタウンであるマレシアス。そして、ボーイズ部門で優勝を果たしたのは、サミュエル・ポプ。
マレシアスのローカルであるサミュエルは、ツアーサーファーであるミゲル・プポの弟です。そして、ミゲルとガブリエルは、幼い頃から切磋琢磨してきた親友。親友の弟が、自分と同じタイトルを獲得したことは、ガブリエルとしても嬉しい結果だったでしょうね。
16歳以下のサーファーが、どれほどのレベルなのかチェックするには最適な動画なので、ぜひチェックして見て下さい。この年代にして、1:41~からはフルローテーションのエアリバースをメイクしたりと、世界のレベルはますます進化しています。
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