現地時間7月13日(南アフリカ)、2015年度メンズWCT第六戦「Jベイ・オープン(J-Bay Open)」のラウンド2~ラウンド3ヒート4まで開催されました。波のサイズはオーバーヘッドほどで、風はオフショアコンディション。

2015年度メンズWCT第六戦「Jベイ・オープン」予告編&トライアル映像

2015年度メンズWCT第六戦「Jベイ・オープン」:初日ハイライト


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ようやく、Jベイらしいコンディションとなった本日。欲を言えば、もう少しサイズがあればとは思いましたが、これくらいのコンディションになると、世界のトッププロはやりたい放題。ハイスコアが続出となりました。

本日のようなコンディションになると、重要視されるマニューバが、波のトップでレールを入れ続けるカーヴィング。オフショアにより、スプレーが普段以上に高々と飛び散るので映えますね。

そんな本日、シングルハイエストスコアとなる9.77をマークしたのは、ジョエル”パーコ”パーキンソン。リラックススタイルながら、ラインの太いカーヴィングが得意なパーコには最適なコンディションで、カーヴィングにバレルという、お手本のようなライディングを見せてくれました。

ちなみに、本日のトータルハイエストスコアを出したのも、パーコでした。バックアップスコアは9.07。パーコの対戦相手はリカルド・クリスティで、リカルドもトータルで18.13ポイントを出したのでしたが、対戦相手が悪かったです。他のヒートであれば、余裕で勝ち上がれるスコアだったので。

本日の番狂わせとなったのは、タジ・バロウとジョーディ・スミスの敗退。タジは、同イベント開催前に行われたQSイベント優勝者であるアレホ・ムニツに敗れました。

ジョーディは、ヒートに敗れたというよりも、怪我の影響が大きいと思います。もともと、ジョーディが怪我をしたのは、マーガレットリバーでのツアーイベント開催時のフリーサーフでのこと。当然、マーギーズプロは棄権となりました。

次戦となるブラジルでは、出場したので早い復帰だと思ったのでしたが、完治はしていなく一コケの結果。次なるフィジーでは、完全に治してからツアーに復帰するとのことで、欠場を選びました。

そして登場した今回のイベント。しかし、本調子ではないようで、ラウンド1終了後には、棄権するかどうか悩んでいたとのこと。結局、本日のラウンド2には出場したものの、全くジョーディらしさは見られずに終わりました。

南アフリカ出身のジョーディだからこそ、今回のイベントには出たい気持ちが強かったのかもしれませんね。ファンも期待しているので。ただ、完全に復活するまで耐え、復帰してもらえればと思います。

ライブ中継や詳細に関しては、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。

公式サイト「J-Bay Open

本日の結果

・ラウンド3
Heat 1: Adrian Buchan (AUS) 15.50 def. Owen Wright (AUS) 15.40
Heat 2: Kai Otton (AUS) 15.50 def. Italo Ferreira (BRA) 12.83
Heat 3: Julian Wilson (AUS) 17.94 def. Fredrick Patacchia (HAW) 8.40
Heat 4: Nat Young (USA) 16.87 def. Adam Melling (AUS) 8.03

・ラウンド2
Heat 1: Adriano de Souza (BRA) 14.33 def. Slade Prestwich (ZAF) 13.04
Heat 2: Filipe Toledo (BRA) 12.00 def. Michael February (ZAF) 8.00
Heat 3: Owen Wright (AUS) 16.17 def. Tomas Hermes (BRA) 13.77
Heat 4: Alejo Muniz (BRA) 18.13 def. Taj Burrow (AUS) 15.83
Heat 5: Nat Young (USA) 17.10 def. Brett Simpson (USA) 12.10
Heat 6: Italo Ferreira (BRA) 15.96 def. Dusty Payne (HAW) 15.16
Heat 7: Gabriel Medina (BRA) 16.00 def. Glenn Hall (IRL) 10.44
Heat 8: Joel Parkinson (AUS) 18.84 def. Ricardo Christie (NZL) 18.13
Heat 9: Adam Melling (AUS) 14.90 def. Jordy Smith (ZAF) 8.03
Heat 10: Kai Otton (AUS) 18.10 def. Jadson Andre (BRA) 17.07
Heat 11: Wiggolly Dantas (BRA) 17.77 def. Miguel Pupo (BRA) 15.23
Heat 12: Matt Wilkinson (AUS) 14.80 def. Sebastian Zietz (HAW) 13.93

ハイライト
https://youtu.be/81X7DHp2xaI

シングルハイエストスコア9.77pt byジョエル・パーキンソン
https://youtu.be/PX4RNWLyoL8