現在の若手サーファーの中では、コンテストとフリーサーフィンの両方の世界でトップレベルにいるジャック・フリーストーン「Jack Freestone」(23歳)。

今年リリースされたサーフムービー「Cluster」では、出演者の中で一番ヤバかったサーファーとして、ジャックの名前を挙げるファンが多いほど、キレたパフォーマンスを見せていました。

コンテストの世界では、ゴールドコーストで開催されたワールドツアーイベント初戦のトライアルで優勝を果たし、見事ワイルドカード出場を果たしています。ケリー・スレーターにヤラれちゃいましたが・・・。

今回の動画は、そんなジャックが夏場、ホームであるゴールドコーストでフリーサーフする映像となります。波は全く良くなく、日本の夏にも似たようなコンディションながら、ぶっ飛んだアクション全開の見逃せない内容です。


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オールラウンドなサーファーであるジャックは、欧米系サーファーの強みであるカーヴィングの上手さに定評がありますが、エアリアルのレパートリーも世界トップレベル。そのため、ジャックほどのレベルのサーファーは、個人的な見解として、ワールドツアーサーファーの中でも一握りだと思います。

そんなジャックですが、ワールドツアー入りするために、今シーズンもWQSイベントを転戦しています。シーズン半ばとなる現在のランキングは7位と上々です。

動画を見ると、やはり目立つのがエアーです。ただ、個人的に0:50~から見せるエンドセクションでのレイバックがお気に入りです。サーフィンは、アプローチといった見せ方一つで、大きく印象が変わります。

ジャックがレイバックしたエンドセクションは、最近ではエアーのセクションに使うサーファーが多いかと思います。しかし、スプレーを派手に飛ばすレイバックを選んだジャック。

これこそが、サーフィンがアートである所以ですね。ライダーは、一様なライディングを選ぶのではなく、想像力を駆使することでファンを魅了する。そんなサーフィンを体現しているのがジャック・フリーストーン。素晴らしい才能です。

ジャックの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

テロスでの最先端ムーブ満載フリーサーフ:ジャック・フリーストーン

Futures Finsからのウェルカム動画:ジャック・フリーストーン

ハワイ&ゴールドコーストでのフリーサーフ映像:ジャック・フリーストーン

サーフィン界でスターダムの階段を登る若手サーファー:ノア・ディーン/クレイグ・アンダーソン/ジャック・フリーストーン

ジャック・フリーストーン&ディロン・ペリロのカボセッション

グロメット時代のジャック・フリーストーン

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