現地時間8月2日(カリフォルニア)、2015年度ウイメンズWCT第六戦「USオープン(Women's Vans US Open of Surfing)」が終了しました。優勝したのは、レユニオン島出身のジョアン・デフェイ。ツアーイベント初優勝です。

2015年度ウイメンズWCT第六戦「USオープン」:初日ハイライト

2015年度ウイメンズWCT第六戦「USオープン」:二日目ハイライト

2015年度ウイメンズWCT第六戦「USオープン」:三日目ハイライト


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セミファイナルからスタートした本日、最も注目を集めたのは、今回のイベント結果を受け、ランキングトップに立つコートニー・コンローグvsサリー・フィッツギボンズ。少しでも、コートニーとのポイント差を埋めるため、サリーには負けられないヒートとのプレッシャーが掛かったものの、見事に勝利を果たしました。

正直、サリーがファイナル進出を果たした段階で、サリーの優勝を予想した方が多かったと思いますが、サリーの青写真を壊してみせたのが、ツアーイベントで初の優勝を果たすことになったジョアン。

ファイナルでは、先制攻撃を仕掛けたジョアンが、ヒート序盤に7.67ポイントをマーク。追う形となったサリーに必要なスコアは、わずか5.52ポイントながら、なかなかスコアを出せないまま、ヒートは終盤に差し掛かりました。

ヒートも残り5分となった所で、波を掴んだサリー。必要であった5.52を大きく上回る7.00ポイントをマークし、見事逆転に成功しました。しかし、ここで諦めなかったジョアン。7.00ポイントを出したサリーに応戦すべく、5.87ポイントを叩き出し、ヒート終了間際にして大逆転劇を演じてみせたのです。

今回の結果により、ジョアンはランキングを5位もアップさせ、6位となりました。トップ3は、1位がコートニー(43,400pt)、2位がカリッサ・ムーア(43,000pt)、3位がサリー(37,600pt)。コートニーとカリッサは、ほぼポイント差がないので、今後はシーソーゲームになるのではないでしょうか。

ウイメンズワールドツアーの次なるイベントは、ウェイティングピリオドが9月9日からスタートするローワーズ(南カリフォルニア)にて開催。後半戦となるツアーイベント七戦目(全十戦)となるので、目が離せません。

イベントの詳細については、下記リンク先の公式サイトからチェックして下さい。

公式サイト「Women's Vans US Open of Surfing

本日の結果
・ファイナル
1st :Johanne Defay (FRA) 13.54
2nd :Sally Fitzgibbons (AUS) 11.83

・セミファイナル
Heat 1: Johanne Defay (FRA) 12.17 def. Bianca Buitendag (ZAF) 12.16
Heat 2: Sally Fitzgibbons (AUS) 11.83 def. Courtney Conlogue (USA) 7.50

ハイライト(メンズWQSイベントのハイライトも含まれています)
https://youtu.be/hTOMFs9C4zY

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