2015年8月14~25日にウェイティングピリオドが設定されている2015年度WCT第七戦「ビラボン・プロ・タヒチ(Billabong Pro Tahiti)」。会場となるのは、言わずと知れたヘビーウェイブがブレイクするチョープーですね。

今回の動画は、同イベントの予告編映像となります。昨年の同イベントでは、コンテスト史に残ると言われるほどのビッグスウェルに恵まれましたが、今年はどんな波がブレイクするのでしょうか。


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同イベントが開催される南太平洋に浮かぶタヒチ(フランス領ポリネシア)へのアクセスは、日本からだと週二回、成田空港から直行便が飛んでいます。フライト時間はおよそ11時間。

会場となるチョープーは、コーラルリーフ上でブレイクするレフトのバレル。バレルではありますが、チョープーの場合、波がエグれるような底ボレを見せるため、スラブ(slab)と呼ばれる波質です。

チョープーでコンテストが開催されるようになったのは、1997年からのこと。ただし、1997~1998年はWQSイベントとして開催されました。ワールドツアーイベントとして開催されるようになったのは、1999年からです。歴代の優勝者は以下の通り。

2014年:ガブリエル・メディナ(BRA)
2013年:エイドリアン・バッカン(AUS)
2012年:ミック・ファニング(AUS)
2011年:ケリー・スレーター(USA)
2010年:アンディ・アイアンズ(HAW)
2009年:ボビー・マルティネス(USA)
2008年:ブルーノ・サントス(BRA)
2007年:ダミアン・ホブグッド(USA)
2006年:ボビー・マルティネス(USA)
2005年:ケリー・スレーター(USA)
2004年:CJホブグッド(USA)
2003年:ケリー・スレーター(USA)
2002年:アンディ・アイアンズ(HAW)
2001年:コリー・ロペス(USA)
2000年:ケリー・スレーター(USA)
1999年:マーク・オクルーポ(AUS)

過去16回の優勝者のスタンスをチェックすると、レギュラーフッター(ナチュラルフッター)が7名、グーフィーフッターが9名と、フロントサイドとなるグーフィーフッターが圧倒的に有利というわけでもないですね。

とは言え、レギュラーフッターではケリーが4回、アンディが2回の優勝を果たしています。つまり、圧倒的な存在である二人がいなければ、数字は大きく変わる可能性があるため、統計としてはあまり意味を成さないのかもしれません・・・。

バレルをメイクできるのかどうかだけが、ポイントとなる特殊なイベントとも言えるビラボン・プロ・タヒチ。今年は、どのようなドラマを見ることができるのか楽しみです。

公式サイト「Billabong Pro Tahiti

昨年2014年の同イベントの過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。

初日ハイライト

二日目ハイライト

三日目ハイライト

最終日ハイライト

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