現地時間8月24日(タヒチ)、2014年度ASPメンズワールドツアー第七戦ビラボン・プロ・タヒチのラウンド3まで終了しました。波のサイズはフェイスで8~10フィート。午後からサイズアップするという予報に合わせ、少し時間を遅らせてコンテストはスタートし、予報通りにヒートが進むと波は大きくなってきました。

波乱の連続となった本日。ランキング上位陣のタジ・バロウ、ジョエル・パーキンソン、ミック・ファニングが、早くもラウンド3で姿を消す結果となりました。同コンテストの終了後は、かなりランキングに変動が起きそうです。

逆に、本日キレたサーフィンは見せたのは、ケリー・スレーター、ジョンジョン・フローレンス、ガブリエル・メディナ、オーウェン・ライト、ティアゴ・ピレス、カイ・オットン。いずれのサーファーも、平均シングルスコアは9ポイント以上という信じられないスコアです。

中でも安定していると感じたのは、ケリー、ジョンジョン、ガブリエル。ケリーは、ヒートスタートからの5本は全て9ポイント以上、ジョンジョンは4本乗って最低スコアが8.77、ガブリエルは9ポイント台2本に8ポイント台3本と、しっかりと波を見極め、選んだ波を高確率でメイクするほど安定していました。

本日のパーフェクト10は、ジョンジョンとカイがマークしました。こちらの映像も併せて貼り付けておきます。ジョンジョンの映像では、セットの一本目にセバスチャン”シーバス”ジーツが乗り、その後方でジョンジョンが乗って10ポイントを出しましたが、シーバスもハイスコア確実のバレルをメイクしつつも、パドルバックしながら目にしたジョンジョンのライディングには、思わず手を上げてますね。ちなみに、シーバスは9ポイント台を二本揃えたにもかかわらず、10ポイントを出したジョンジョンに破れています。ヒートの組み合わせてによっては余裕で勝てるスコアでしたけど、相手が悪かったですね・・・。

明日の波予報ですが、本日入っていたスウェルがピークに達し、一日中ソリッドコンディションとのことで、ほぼコンテストはオンとなる予定。おそらく、初日くらいのヤバすぎる波が再び炸裂するのではないでしょうか。そのため、朝からスタートすると思います。朝一スタートなら、日本時間で2:30くらいから始まるでしょう。是非とも歴史に残るコンテストをチェックして見て下さい。

公式サイト「ビラボン・プロ・タヒチ」のライブページ


スポンサーリンク