カリフォルニア時間で明日の9月9日、いよいよウェイティングピリオドがスタートするトレッスルズでのワールドツアーイベント。そのトレッスルズで、米国では夏の終わりを告げる祝日「レイバー・デイ(Labor Day)」の9月7日に撮影された映像が早くもアップされました。

今回の動画は、トッププロが集結したローワーズでのフリーサーフ映像をお届けします。ハリケーンの影響から、波はローワーズには最適な頭前後のコンディション。


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前述したハリケーンの影響により、波浪注意報(High Surf Advisory)まで発令された南カリフォルニア。米ABC7ニュースによると、USオープンの会場であるハンティントンビーチでは、9月7日だけで100名以上がライフガードに救助されたそうです。

波のサイズが爆発と言うより、リップカレント(離岸流)が強烈だったそうで、サーファーのみならず、海水浴客などが被害にあったとのこと。怖いもの知らずというか、おバカというか、真夏の日本でカレントに流される人の数とは桁が違いますね・・・。

動画に話を戻すと、ミック・ファニング、ジョンジョン・フローレンス、ケリー・スレーター、ウィゴリー・ダンタス、ガブリエル・メディナなど、多数のツアーサーファーが登場しています。

そこで、気になるイベントの波予報ですが、ウェイティングピリオド初日から11日(金曜)までは頭前後のサイズが続き、週末からサイズダウンの予報。となると、初日からノンストップでイベントが開催される可能性が高いです。

ツアーサーファー情報としては、マット・バンティング、ジョーディ・スミス、ステファニー・ギルモアが欠場を発表。マットは、Jベイでのイベント開催前、フリーサーフ中に負った怪我によるもの。ジョーディについては、大方の予想通りの決断ではないでしょうか。

2015年シーズン:怪我に苦しむジョーディ・スミスの完全復帰はあるのか?

意外だったのはステフ。4月に開催されたマーガレットリバーでのツアーイベント期間のフリーサーフ中の怪我が原因ですが、回復までかなりの時間を要しています。また、今回は南カリフォルニア入りしているので出場と思っていましたが、怪我の回復具合が70%程度とのことで、大事を取って直前に欠場を決めました。

さて、ジョーディの欠場により、大原プロの対戦相手は、3×ワールドチャンピオンのミック・ファニング、そして、アダム・メリングとなりました。勝敗は抜きにして、世界最高峰のサーファーと戦う厳しいジャッジ基準の中で、大原プロがどのくらいのスコアを出せるのか注目です。

同イベントは、現地時間の明朝8時スタートとなれば、日本時間では本日の深夜0時となります。眠いですね・・・。でも、ファーストヒートでケリーが登場するので見たいな~。同イベントの予告編と公式サイトへのリンク先は以下となります。

2015年度メンズWCT第八戦&ウイメンズWCT第七戦@トレッスルズ:予告編

公式サイト「Hurley Pro at Trestles

公式サイト「Swatch Women's Pro