トレッスルズで開催されているワールドツアーイベント中、メンズのレジェンドサーファーが一堂に会した「ヘリテージ・シリーズ」。過去のヘリテージ・シリーズのよう、スコアを付ける対戦形式ではなく、エクスプレッションセッションという形で今回は開催となりました。
トレッスルズで男女レジェンド登場の2015年度「ヘリテージ・シリーズ」開催決定
そこで今回の記事は、同セッションのダイジェスト映像をお届けします。平均年齢60歳弱のレジェンドが、どのようなサーフィンを見せるのか必見です。
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出場サーファーは、ショーン・トムソン(60歳)、ウェイン”ラビット”バーソロミュー(60歳)、サイモン・アンダーソン(61歳)、マイケル・ホー(58歳)、シェイン・ホラン(55歳)の5名。
解説には、4×ワールドチャンピオンのMRことマーク・リチャーズ、76年ワールドチャンピオンのピーター・タウネンドの二名も加わり、豪華そのものでした。
現在、プロサーフィンのワールドツアーを運営する団体は「WSL(World Surf League)」。WSLの前身はASP(Association of Surfing Professionals)で、ASPの前身がIPS(International Professional Surfers)。
76年に発足したIPSこそが、サーフィンのプロツアーを運営する初期の団体となるのです。つまり、上述のサーファーたちは、プロサーフィンツアーの歴史と共に歩んでいる存在です。
今回のヒートで、個人的に最も印象深かったのは、ピーターのコメント。当時の70年代サーファーたちは、好きなサーフィンでミリオンダラー(およそ年収1億円以上)稼ごうと夢見ていたそうですが、現役時代に夢は叶わず。
しかし、現在では、ミリオネアの夢を実現するプロサーファーがいると感慨深そうに語っています。サーフィンマーケットが拡大したのは、今回のレジェンドといった先人がいてこそなので、リスペクトの気持ちを抱いてしまいますね。
オーストラリアのトップサーファーたちはどのくらい稼いでいるのだろうか?
それでは、レジェンドたちのライディングをチェックして見て下さい。