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via youtube

サーファーにとって海での最大の脅威と言えるサメ。誰もが、シャークアタックには遭いたくないですからね。

そんなシャークアタック予防として、海では出血やおしっこ(尿)をしたら嗅覚が敏感なサメが近付いてきて危険と言われることはしばしばあります。

ただし、シャークアタックの件数自体が非常に少ないため、サメが人間を襲う理由については明白に解明されていないのが現状。

今回の動画は、実際にサメが多い海域でサメを引き寄せる原因をテストした映像をお届けします。


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テストが行われたのは、カリブ海に浮かぶバハマ。企画のきっかけとしては、サメは一滴の血液でさえ、1マイル(1.6キロ)離れた場所からも嗅ぎ付けるのかという説をテストするためです。

実験内容としては、人を襲うこともあるイタチザメ(英語:Tiger Shark)などがいる海域で、4種類の異なる液体を海に流してサメの反応を伺うというもの。

4種類の液体は以下の通り。

・海水
・魚のオイル
・牛の血液
・尿

各2リットル詰めた4種類の液体をサーフボードに装着して、各々離れた場所で1時間かけて徐々に海へと流し込む仕組みとなります。

結果的には、海水と尿を流したサーフボードに反応したサメは皆無で、魚のオイルは4匹、牛の血液は41匹のサメが反応。

ただし、血液に反応したサメは流し始めてから15分経ち、小魚が反応し始めてから追随するという形でした。

この結果に飽き足らず、今度は牛ではなく人間の血液を使っての実験がスタート。この実験では3本のサーフボードを使い、一本目は海水、二本目は一分おきに血液一滴を流し、三本目は4秒おきに血液一滴を流すという内容。

そして結果として、サメは人間の血液に関しては全く反応しないという意外な結末を迎えることになります。

ただし、動画でも言ってますが、全ての種類のサメで実験したわけではないので、この実験結果が全てだとは断定できません。

サメの空腹具合といったコンディションにも左右されると思いますし。とは言うものの、興味深い実験ではないでしょうか。

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