師匠と弟子。弟子は師匠のスキルを認め、師匠は弟子のポテンシャルを感じることで、互いに敬意を持って良い関係を築いていけるのではないでしょうか。
今回の動画は、オーストラリアにおけるビッグウェイブサーフィン界の師匠と弟子の映像をお届けします。師匠はマーク・マシューズ、弟子はラッセル・ビールキ。
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招待制ビッグウェイブイベント「レッドブル・ケープ・フィア」の発起人である師匠のマーク。すでにラッセルの経験を買い、将来のビッグウェイブサーフシーンを牽引する逸材と見込んでいます。
一方のラッセルは、ヘビーウェイブに関しては、マークが世界トップレベルのビッグウェイブサーファーであり、マークのビッグウェイブハンティングに同行することで、多くのことを学んでいるとのこと。
とても穏やかなミュージックがバックグランドでは流れ、非常に心温まる内容で進んでいくのですが、映像中盤でラッセルが師匠に連れて来られたサーフスポットが、WA(ウエスタンオーストラリア)州にあるシークレットスポットのレフトハンダー。
何やら、このセッションからおかしなことに・・・。ラッセルいわく、「パーフェクトとは真逆の波だった」と表現している通り、到底メイクなどできそうもない波へと、トウイン(ジェットスキーで牽引して波に乗るスタイル)で送り込まれることに・・・。
時には厳しさも必要ではありますが、これはかなりヘビーです・・・。だって、確実に巻かれるだけなのですから。しかし、これがマーク流の指導なのかもしれませんね。
ちなみに、ラッセルが語る今後は、BWT(ビッグウェイブツアー)入りを目指しながらも、世界中のスラブ(slab:チョープーのように底ボレする波)をハンティングしていきたいそうです。
ビッグウェイブサーフィンは命懸けであるため、通常のサーフィンとは別のスポーツといった感じがします。エクストリームな冒険家といった感じでしょうか!?
しかし、そんな世界にますます魅了されていくラッセル。ビッグウェイブサーファーの今度は、どのような道が作られていくのか楽しみです。
https://vimeo.com/137737008
ラッセルとマークの過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。
豪サウスコースト&チョープーでビッグセッション@2015年:ラッセル・ビールキ
ビッグウェイブサーフィンに備えたマーク・マシューズの水中トレーニング