近年では、環境への意識が高まっているサーフボード業界。ボードのフォームから排出される有毒物質を減少させる流れではありますが、あくまでもゼロになるわけではありません。

今回の動画は、廃棄されたり、乗らなくなったサーフボードのフォームを何とか有効活用できないかと模索し、新たに息吹を吹きこもうとチャレンジしている「Reshape.surf」の映像をお届けします。


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現代サーフボードの多くは、分解されない有毒物質からできていると言います。それならば、フォームをとことんまでに使い倒そうといった感じなのでしょうか。

同映像での取り組みは、使用されなくなったボードを集め、ガラスクロスを取り外してフォームを利用。そのフォームをメインに、レール側には木材を加え、フィンレスボードを誕生させているのです。

無駄を排除するだけのリサイクルと言うよりも、非常に面白そうな取り組みですよね。ただ、道具を揃えたり、作業をする場所といった点で、日本では個人レベルでなかなか取り組みづらい感じがします。

アメリカなどでは、DIY(日曜大工)のような感じで、ガレージ(車庫)でシェイピングする人はガレージシェイパーと呼び名があるほど珍しいことではありません。しかし、日本ではそんな作業をするほど大きなガレージのある家が少ないですよね・・・。

とは言うものの、チャレンジしてみたい方もいることでしょう。そんな方にお勧めなのがハンドプレーン。ボディサーフィンの時に、片手に装着するものです。

サーフボードを自分でリペアする方は多いと思います。そのため、ハンドプレーンならばサイズ自体が小さいので、少し規模の大きなリペアをするといった感じで取り組めるかもしれないですね。レジン(樹脂)が臭いと、近所から苦情が来るかもしれませんが・・・。

何はともあれ、自分が波乗りする上で使う道具なので、どんな規模のものであろうが、一度は作ってみたいと思わされる動画ですね。自分で作れば、愛着も強くなりますし。

ハンドプレーンに関する記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

廃棄物から生まれるハンドプレーン

オーストラリア発:デザインと機能性に優れたハンドプレーンを生み出す「エクト・ハンドプレーンズ」